真実を求める

画像は関係ないのですが…夏に行ったイタリア。娘の後ろ姿。

 

昨日、フェイスブックの投稿に平櫛田中が102歳の時に言った言葉が上がってました。陶芸家のHさんの投稿。

 

「守拙求真」(しゅせつきゅうしん)

 

というこの言葉を見つけて「これが大事!」

とあらためて思いました。

 

気の合う画友と話をして最後にはそこに話がいたります。

 

「真実を追わなきゃ!うまい、きれいな絵なら簡単。そしてそれは自分たちが追っているものとは別のもの。」

 

気が付いている人、忘れる人、事情があって折れてしまう人、初めから真実には決してならないものを追ってしまう人。

 

人は色々です。

 

「でも本物を見てくれる人が少なくなって、いなくなったら困るよね。」

 

という話もする。

 

どんなに困っても、やっぱり真実を追いたいし本物になりたい。

 

絵描きのつぶやきでした。

 

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コメント: 2
  • #1

    ねこぱんち (月曜日, 27 2月 2017 22:05)

    少し話がずれてしまうかもしれませんが、日本に限らず美術館、博物館に残る、様々な美しいものたちは
    大昔から、有名、無名の人達が
    美しいものを、真実のものを
    創ろうとし、
    また、それらを美しいと感動し、残さねばならぬ。と考えた人達が確かにいたので、今にあるのですよね。それを思う時
    ワタクシは
    「人間」とはヤッパリ、凄いな、信じられるものだなと思います。

  • #2

    山本佳子 (火曜日, 28 2月 2017 00:45)

    ねこぱんちさま

    コメントありがとうございます。
    同じことだと思います。
    やはり、よく見える人が本気でそういう仕事や運動などに携わっていて残すべく努力して残っている作品たちが今現在あるわけです。
    年数がたてばたつほど、年数にも審査されるようなものでより限られた素晴らしいものものが残るでしょう。

    心配をしているとすれば、ごくごく短い年数の中でのことです。流行などもあって、ある時代の油彩画は日本では脂派などと言われ敬遠された。あれがもっと流行っていたら出てきた油彩の画家たちも持っといたかも。

    私たち作家はその短い時間しか与えられていませんから。
    頑張らなくっちゃ。