同じモチーフ描いてみる

昨日、ほぼ仕上がった3号です。あとはサイン。

 

ここ数点、同じようなモチーフを描いてみたくて描いています。

もちろん模写するのではなく、ちゃんと描くのですがあとの作の方が切れが良くなって、筆数も少ない。

 

今のところは面白い。風景も同じ構図で形をちょっと変えたり、大きさを変えて描くこともあります。より面白くなる。

 

安井曾太郎先生が、玉虫先生の肖像を描かれていますが、全身の絵と顔の部分の絵、2点描かれているのを知っています。

顔の部分の表現はほとんど一緒。はじめてみた時は戸惑いました。安井先生のような描き方の絵の場合、描いちゃダメなんじゃないか。

でも描いておいでです。

追及できているうちはいい、気持ちがあるうちはいい。

 

そう思う。

 

この静物も少し前に白い布の上に果物など並べて描きました。

今日また教室で並べてみるとまた面白そうで描いてみたくなった。

 

心から面白いと感じているうちは何枚描いてもいいように思います。気持ちが続いているうちは。

 

アメリカの画家で、タマラ・ド・レンピッカが晩年自分の絵を模写していたということを聞いたことがあります。いけないと感じた。

やはり、ずっと心から感動したものを描いていかないと…。

 

今日も教室で皆さんと描きました。楽しい絵描きでした。

「皆さん、描き始めるの早いですねえ、構図が決まったら絵は半分できたようなものなんです。・・・」とはじめ、「画面の中に同いう風に絵を作るか、どのモチーフをどのくらいの大きさで描くか、よく狙って描きはじめてください。そして、不透明なら最後まで修正を続けてください。」などとアドバイスしました。透明の描き方についてもちょっと。

 

さて、就寝時間をとっくに過ぎてしまいました。

お休みなさい。