昨日は1日、倉敷天満屋の美術画廊で開催中の岡山日展六華展+1のお当番で行ってまいりました。
トルソを出品しているのは、私の後輩で出品者7名の中で一番若い秋田美鈴さんです。
このトルソの向かって左の横から見た角度が特に好き。抱きつきたくなりますね。
まだまだお若いので未熟なところもあるのかなと思っていましたら、素晴らしい作品が出てきました。
私は穴があったら入りたいです。
反省点がたっぷり。ですがこれも勉強。良いところもすこし見えたのが救い。しかし、日本画の松永美紀子さんは教員というそれだけでも日々本当に心も体も100パーセント使ってお忙しい立場であるのですが、出品された作品には新しい研究、試みが見られ、感覚鋭くてセンスも光っています。小品にうっとりしました。
29日の4時まで開催中です。よろしくお願いいたします。
これから、数日、日展の作品の仕上げ(ほとんどやり直しのつもりで仕上げではないですが・・・)
昨日、よく物の見える画友が来てくれていて、その人が言われたことに「物の前後、つまりどちらが前にあるかを見えてないといけない。」
これは昨日車いすで来てくださった川上一巳先生もずっと言われていたことでした。厳しいことを言っていただける機会は、これからそう度々はないように思います。昨日はとても勉強になりました。
もう少し自分も気を付けないといけないと思いました。
何となく描いている部分が多い。感覚に任せてフワフワし過ぎ。
そこをこれからピリッとさせたいと思います。
もちろん、フワフワと感覚も大事にしたいと思います。
このバランスが大事かな…。
物の前後とか、あいまいにさせない部分を大事にし過ぎるとそこ以外が抜けて苦しい絵になるのです。
曖昧な部分、ぼんやりな部分、はっきりしない間違っているのか正確なのか怪しい部分、私の絵の魅力は人間の弱さみたいな部分がどこか優しいと思っていただいているところでもあると感じます。
ゆらゆらまっすぐは歩けない私ですがバランスをとってしっかりと描いていきたいと思います。
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文 (火曜日, 27 9月 2016 19:46)
こんばんわ。
先日はお忙しい中、一水会展のチケットを送っていただきありがとうございました。
本日、妻と二人で上野に観に行ってきました。
明るいいい絵でしたね、モデルさんの成長がよくわかります。
ポストカードを探していたのですが見つからず、係の方に聞いたら「早々と売り切れてしまいました。人気があるんですね」
と言われていましたよ。ファンが多くて賑わいが目に浮かぶようでした。
水彩人展もついでに観て帰ってきました。
ありがとうございました。
お礼が遅くなりすみませんでした。
山本佳子 (水曜日, 28 9月 2016 09:10)
文さま
一水会展、奥様とお運びくださいましてありがとうございました。
モデルの娘は時々ひどく大人びて見えるようになりました。
一水会の絵はほとんどが「陽」で「陰」の様子は見えない絵になりました。
それはそれで娘の性格と姿が表現できたような気がしています。
ポストカードが売り切れるとは思ってもいませんでした。印刷会社が独自で販売されていて作家にはわからないことなのでうれしいです。
お知らせくださり、ありがとうございました。
こちらこそ、コメントご感想いただき励みになります。感謝申し上げます。