papier展(倉敷天満屋 4階 美術画廊)

明日9日までとなりました、倉敷の天満屋で開催中の「Papier展」に行ってきました。

 

私の出品作はともかくとして…

 

一緒に並べていただいている方々の作品が素晴らしいのです。

 

中でも私が好きだと感じたのは森本秀樹さんの作品。

今まで知らなかったです。

 

そして、油彩しか拝見したことのなかった遊馬賢一さんの小品の水彩や松井ヨシアキさん、そして松田環さんという方々の作品も面白かった。

岡山で見ることのできないような絵が今、倉敷天満屋の美術画廊にかかっています。

 

お近くの方、岡山の方はぜひ見て見られるといいと思います。

 

左は森本秀樹さんの作品です。

森本秀樹さんは今月19日まで、愛媛のミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)で個展も開催中です。このことも教えていただかなかったら知らなかった。

 

愛媛・・・行きたいですが…絵が描きたい…複雑。

 

右は松田さんの絵だったと思います。

こんなスケッチをできるようになりたいなあ…

 

そんな風に思います。

 

昨日まで疲れ目の赤目になっていてやっと今日行ってこれたのですがお客様があまり来られていなかったのがなんて惜しいこと思いました。

 

倉敷は絵を描かれる方も多く、きっとパピエって何?と思われて見逃されているのではないか…

 

 

「Papier(パピエ)」とは「紙」のフランス語だそうです。

DMには「パステル、水彩、鉛筆などでのびやかに紙の上で繰り広げられる自由世界。」とあります。

遊馬賢一さんの小品も、このほかたくさん出ています。

この画像ではなかなかお伝えできませんね。近くで見ていただきたい小品が並んでいます。

 

能島浜江さんの妹さんの美しい線の猫のスケッチもありました。姉妹で絵を描かれていたなんて初めて知りました。

上は松井さんの絵です。

 

倉敷の天満屋の美術画廊は4階の一番奥、おいしいコーヒーのお店の隣にあり、落ち着いて鑑賞できるのですが皆さん知らずに下の階で買い物してお帰りになることが多いです。

画廊の表には安井曾太郎の(多分若いころの)スケッチ画が展示されています。それも貴重な展示であろうと思います。

 

明日が最終日なのでもう一度、この場をお借りしてご案内させていただきます。

そうそう、もうひとつ。

お昼に商店街を歩いたのですが倉敷は良いですね。

 

小学生が名画の模写をしています。まず、小学校の先生に頭が下がります。それを大人たちがみんな協力してその絵を額装してイーゼルに立てて、商店街の店先に飾ってあります。これも立派です。文化的な活動です。

 

たくさん絵を見ることができました。

画像は特に「まあ!!」と思って立ち止まった絵。マチスの絵でしょう。

本物に負けない。面白いし色がなんてきれいなんでしょうか。

 

倉敷に来られましたら、商店街を歩いてみてください。いろんな名画に会うことができます。

子どもの絵も面白い。これには降参。われら顔負け・・・

小学生の時にこのような絵を描いていれば、きっと彼らは大人になって絵に興味を持ちますね。人間がスポーツや音楽を楽しいと思うと同じように絵画を楽しみに思う気持ち、尊いものです。

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コメント: 6
  • #1

    Fujikawa (木曜日, 09 6月 2016 08:52)

    素敵な絵の数々ご紹介くださりありがとうございます!
    どれも本当にすばらしくぜひ実物が見てみたいと思いました。遠くて無理ですが…
    水彩での風景スケッチすてきでため息が出てしまいます。
    また 小学生の模写マチスの「画家の娘」びっくりです。
    以前大原美術館でみた本物より魅力的(笑)、すごいですね。模写と言ってもただそっくりに描くというのではなく描いた人の個性が出ているようなそんな魅力的な作品ですね。う~ん、いったい自分は何を描いているのだろうかとまたまた自問が始まってしまいました。魅力的な絵とは・・・・人を引き付ける絵とは・・・・どうやったら・・・

    とにかく描くことですね。
    いつも素敵なブログありがとうございます。



  • #2

    F.Tokuda (木曜日, 09 6月 2016 10:06)

    素敵な絵の数々、ご紹介ありがとうございます。
    最終日なので早速倉敷に出かけて拝見することにします。 
    若い頃から倉敷は慣れ親しんでいますが、本当にいい街ですね。 
    先生の絵もじっくり楽しませていただきます。

  • #3

    F.Tokuda (木曜日, 09 6月 2016 18:15)

    Papier展に行ってきました。 お嬢さんの居眠りポーズの絵、思わず笑みがこぼれるようで素敵でした。ニゲラも紫陽花も味わい深い色彩でした。でも、あっと驚いたことには、先生の絵だけどれも額縁がなくアクリル板のみでしたね。準備時間の都合との説明がありましたが残念で心残りでした。いつもの素敵な額縁との組み合わせは今回はお預け・・・
     画廊の方とお話始めた途端「玉野から来られたトクダさんですね。」ですって、おどろき。

  • #4

    山本佳子 (木曜日, 09 6月 2016 20:26)

    Fujikawaさま

    コメントありがとうございます。
    心が動く絵って、ありますね。
    無名有名関わらず心に響くものがあります。

    この小学生には参ります。
    そして、今回のPapier展の絵もみなさんに見ていただいて心に届くものがあったんじゃないかと思って慌ててご紹介しました。

    撮影を許可いただいた田中美術のS氏に感謝です。私はあまり見に出掛けない方なので知らないことが多いのですが、好きな絵は見た方が良いですね。
    これを機に素敵な絵にまた次々と出会えそうな気がしています。

  • #5

    山本佳子 (木曜日, 09 6月 2016 20:48)

    F.Tokudaさま

    早速ご来場いただきましてありがとうございます。
    私もあの額装にはちょっとびっくりしました。
    いつも見てくださっている方々には驚かれたことでしょう。この度は絵を額から外して送りましたのでいつものようにはいきませんでした。
    色々とご都合がおありだったようですね。

    1つ目のメールを頂いたところでメールを交わしていましたのでわかられたのだと思います。現代のツールをきっとわれらはうまく使えていますね。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  • #6

    dTjdNQKi (日曜日, 08 8月 2021 03:05)

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