消したい衝動

今日はお天気もよかったのだけど、絵の方はあまりできませんでした。

 

庭のナニワイバラが満開でその花に来る丸っこい黒い蜂をじ~っと観察。ご近所さんが見てらしたら恥ずかしい。蜂は本当に働き者なんですね。花の中のくるくる回って花粉を集める姿がとても楽しそうでした。花がらを少し取って、それを掃いて、布団を干してシーツを洗って…ほんの少しまとめて主婦をしました。

 

すぐ疲れる。私は人より持久力がないのでしょうか…。日光にも弱いし…生命力が弱いんだろうか…なんて思うことがあります。

でも、左手には生命線が2本あるんです。なんの保障にもならないか…。

 

さて、「消したい衝動」と描きました。正確には「もっと消したい衝動」ですが、絵を描いていると一番手前を弱くしたい衝動に駆られます。

あるいは一番手前から少し引いたところで弱めてまとめてみたいところが出てきます。

 

いつからか、これは数年前くらいから。最近は人物画を描くとさらっと描いたもの以外はそういう感じ。今描いているこの絵も向かって左半分の顔から髪の毛にかけてはきっと実際よりはうんと弱めているけど もう少し消してみたい衝動に駆られます。ばっちり見える方が嘘っぽいように思えるのです。

今日は消せなかったし、このくらいのほうが良いかもしれません。