春霞のような絵を描きはじめています。
ぼんやりとして、ゆったりとして、それでいて実態はしっかりしているような絵を描いてみたい。今日の描きはじめは4号の静物画。
昨日の黄色のバラは少しはっきり見えてきました。
それでもあまり描き込みません。
私の絵はどんどん描いて進んでよいかというとそうでもないようです。
人物画にいたっては顕著です。
そして儚い花などもあまり時間をかけて描いていくと花の咲いたばかりの感じが消えて、強い花になってしまうことがあります。
強さと美しさ、そしてできれば儚さもあらわすことができたらいいのですが…。
最後のバラは昨年の個展には仕上がらず置いておいた出番を失くしたバラですが、今日少し強い気持ちで触ってみました。
どうなのか…。
いくらかは描いてみたいような気もします。
その時、その時の気持ちに流されるのもいい。
もっと自由であってもいいんです、人生は一度だから。
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