教室でした。
描きかけになりましたが、教室の方がミモザを持ってこられました。
車に揺られ、あたたかい教室の室内でどんどん乾いてすぼんで小さくなっていきました。デリケートな花。それだから描いてみたいとも思います。
このミモザの特徴はふわっとした黄色のきれいな丸い花がたくさんまとまって咲くところ。
教室で空に浮かぶ雲を描くときと一緒・・・という説明を少ししました。でも、雲を描くときと言われても、雲をあまり見て描いてなかったらピンときませんね。また空を描きに行きましょう。
明るい色の花を明るく描くのには背景、つまり明るいものの隣を暗くしないといけません。白い雲の上の青空は暗い。そして、雲には影があって、その影の下の空は明るい。・・・ということ。
このことはすべての明るいものを描くときに役に立ちます。
水の入った、ガラスの花瓶も背景より暗く、そして明るいハイライトが入ることでガラスになります。不透明水彩はそれを修正しながら答え合わせをすることができる絵具です。だから緊張しないで、描くこと(答え合わせ)に集中できます。
ミモザも黄色がきれいな明るい状態の花であればあるほど背景との明度の差で表すことが必要ですね。
今日の私の描きかけの絵は本当に描きかけですが、美しいと思ったその感動は出ているでしょうか…。
うんと前に下のミモザの絵(画像が小さいですが…)を描きました。
我が家のミモザの木は台風で倒れてしまいましたが、毎年きれいな時期に描いていました。また植えようかしら。この絵はHP内の上の方のblogの隣の「過去の絵描きの日常」のコーナーに大きな画像があります。油彩ですので黄色が強いですが、ミモザの本当に満開の時はこんな感じですね。
コメントをお書きください