今日から天満屋の5階 美術ギャラリーにて一枚の繪 人気作家展が始まりました。3時ごろまで会場におりました。
同じ岡山からは井上勇先生、黒田保臣先生、そして私。
それに笠岡出身で今は神奈川県にお住いの池田清明先生も。
人気作家展ということで大御所の樋口洋先生、村田省蔵先生、それに水彩の小野月世先生や王軍先生もご出品でした。今回は洋画と、水彩。何十点も持ってこられていて、少々窮屈な会場でしたが、小さな作品が中心で楽しい会場です。まだ控えている作品もお願いすれば見せてもらえます。
岡山には一枚の絵は年4回ほど展覧会を開催していた頃もあったそうです。知らなかった…。今はやはり時代がそうさせるのでしょう。文化にゆったりと時間を費やし、自分の手元に本当の本画を手に入れてゆっくり見たいと思う余裕のあるお客さんは本当に少なくなったそうです。ですので今回はしばらくぶりの岡山だそうです。
なるほど・・・
作家の井上勇先生は一枚の繪とのご縁は30年くらい前のようで、一昔前の美術活動がうんと盛んであった時のことを話してくださいました。
「それでも、やめちゃいかんよ。いいこともそのうちあると思うから。」
といわれました。
「時々とてもいいことがあります。」
と答えました。
ある意味厳しい時代かもしれませんが、見てくださっている方があって、その方との出会いは本当にうれしいです。昨日はIさん、その前の日はMさんからメールを頂きました。
絵描きにとってはお客様なのですが、本当にあたたかい方々で優しいお言葉をかけられるたびに私は絵を描いていてよかったと心から思います。好きで描いている絵を認めてくれる人がいる…人生を肯定されたように感じます。
今の時代の方がもしかしたら、そういう方々と個々にお話しできる機会は多いのかもしれません。私はこの時代に生まれ育ち、今のこの環境を最高と考えてこれからも描いていきます。
今日は絵は描けませんでしたが、良い1日でした。
私を知ってくださってない地元岡山の皆さんに絵を見ていただけて、お話もできてよかったです。
途中、久しぶりにお会いできたMさんとお話し中に喉が痛くなって、咳き込みそうになりました。(娘の風邪です。ひどくないのですが時々チカリと喉に来るんです。今年の風邪はそういう特徴みたい。)
退座して、のど飴を急いて買って帰りましたが、もう帰られていました。
失礼してしまいましたがしっかり描かれているとのこと…また作品、拝見したいものです。
コメントをお書きください
iQ2959 (木曜日, 10 12月 2015 14:57)
銀座、一枚の絵ギャラリーに行ってきました。
花の絵が3点と小さい頃の真理子さんの絵が1点出ていました。
山本佳子 (金曜日, 11 12月 2015 00:18)
ありがとうございます!!
行ってくださったのですね。うれしいです!!!!!
4点も出してくださっていたなんて、感激です。
ありがたいこと。
東京での教室の話、5月と6月の2回で進みそうです。1回目が基本と静物画、2回目が人物画になるかも。ご都合の良くない曜日などありましたら教えてくださいね。メールで…。
また、詳しく決まりましたらお知らせしますね。