今日は、娘が文芸会の振り替え休日でお休みでした。平日にお休みということはあまりないのでコンタクトレンズを初めて作りに行きました。
体育の時に眼鏡が飛んでしまったこともあり、これからしばらく続くマット運動、そして、次は柔道と、何となく眼鏡ちゃんには不利なのでずっと装着しないタイプのを持っていると便利かなと。
絵描きの母としてもよい表情をしていても「眼鏡とって!」ということはとても気持ちの上でマイナスなので。
まだ成長期の目のことを考えて、また安いものではないので、本当に必要な時だけ付けさせることにしました。
さてさて、朝8時過ぎから午前中眼科で付き添いの私も疲れました。お昼から油彩を描くと夕方にはもう余力はありません。夕ご飯の支度も気になるし。
でも・・・
買ってきた明日のモチーフが目を引きます。
描いてみようか…無理だわ、もう3時過ぎたし、疲れたし…でも明日は描けるかどうかわからないよ…描こうか…ん~描こう!
前置きが長くなりました。
ついでにそんなフラフラに疲れた状態でも気持ちがあれば短時間で不透明水彩だと描けることちょっとみなさんにも紹介しましょう。
スマホで画像を残しながら描きました。
鉛筆でどこに何があるかくらいのあたりを付けて、色を付け始めます。
ふにゃふにゃの力抜けた線で構いません。
初めはきれいな花の色からやはり置いていきますが、あまり細かいことは決まっていなくても大丈夫です。
だって、不透明水彩は構図を直したいと思ったら直せるし、花を増やすことも減すことも、それに色や大きさを変えることも全く苦なくできるのですから。
修正できるところが強みです。小中学校の美術セットに入っています。サクラマット水彩絵具、あれは不透明水彩ですね。
大体の色が付いたら、構図を決めていきましょうか…だんだん決まればいいことです。力は抜けたまま…
描いていく途中、透明水彩のように明るいところを必ず残しておかないといけないこともないので、構わずどんどん色を足していきます。花瓶の位置も直したし、花も描き忘れていたので途中で足しました。
あ~疲れた。でもあれ描いておきたかったのに…と思った時に、キャンバスに油彩で描くのは力がいります。そしていくら上手でも透明水彩は乾燥のために時間がかかります。
夕方から1枚描くのはなかなか難しい。夕方少ししか時間が残されていない主婦にももってこいの不透明水彩です。夕ご飯の前は描けなかった人も描けるようになります。
途中で、コンテやダーマト、それに色鉛筆みたいなもので固い線を入れたいときは入れていきます。黒だけでなく、色でもいい。
これもあとでいらないと思ったら全部だって消えてなくなりますので、疲れて、フラフラでもかえって力の入らない線が引けて良いくらいです。
必要でないなら消します。
結局この後線はほとんど消して、一番上のような絵になりました。
4号の水彩です。所要時間は鉛筆を持ってから40分でした。
コメントをお書きください
まんまるまるこ (水曜日, 30 9月 2015 20:38)
そのような話を聞くと、いかにも簡単に描けるようになる気になりますが、それがなかなかどうして・・・f^_^;)
でも、山本さんの絵を見るたびに不透明水彩を描きたくなります
山本佳子 (木曜日, 01 10月 2015 00:29)
まんまるまるこさま
コメントありがとうございます。
今日は本当に疲れていて、それでも描けるのかどうかやってみようと力抜けたまま描きました。
絵が見えていれば描けるというか、感動があれば描けるというか…
感動して、それを絵にすることが大事ですね。
受け売りですが。
不透明水彩描いてください。ぜひぜひ!!
伊藤 雅行 (木曜日, 01 10月 2015 15:30)
透明水彩画は、まず、鉛筆であたりをから少し詳しくまで、其れは計画性が必要だから‥!結構、感覚と計算が必要です。いいですよね、不透明水彩絵の具は!気持ちと感覚で描けますから‥!でも、不透明は偶然性が無いから、画力がでますね!透明水彩絵の具は、水がもたらす偶然性で素晴らしい作品が誕生することもあります。と、理屈っぽい話ですみません!(^-^)(汗)
山本佳子 (木曜日, 01 10月 2015 17:07)
伊藤さま
いつもありがとうございます。
そうそう、透明水彩もとても魅力があります
不透明水彩の魅力は修正がきくこと。透明水彩の前にこれをやれば、透明水彩も多少、思い通りに行くように感じます。
私もスケッチで伊藤さんのようにさらりっとかっこよく透明水彩を使いこなしてみたい!!
何でも使えれば、その日の気分によってその日描きたいものを何で表したいかという選択肢が広がります。