厚く絵具を付けたいときがあります。それに薄くて終わりたいときもあります。
どちらも絵描きのその時の気持ちがそうであるならそのままでいいじゃないか。
そんなことを自信のない自分に言い聞かせながら、日々描いてきました。
今日は厚く塗りたかったので一昨日べたっとつけた100号の絵具がまだ乾かないので頼まれた仕事を始めました。
母子像を描くことなんてないと思っていましたが…。
頼まれでもしなければなかったこと。ありがたいことです。
うちの娘は母乳をたっぷり飲んでころころとして、髪の毛もふっさふさで知れはいつもウルトラマンのように立ち上がっていました。でも髪の毛は濃い色でなく…少し色が薄かった。
アルバムをめくり、懐かしさと自分が年を取ったことをひしひしと感じ、暫し思い出に浸りながら、絵になる構図を探しました。あまり写ってないの母親の自分。
近くに親子のモデルさんがいるといいのですが、まあ、それよりは気も使わないし、そう遠くもない思い出もあるし・・・ということで描いてみることにしました。
本格的な大きな制作には到底なりえませんので3号にしました。今日の画像は描きはじめのものです。また変わるんじゃないかな。
こういう場合は絵具は薄く仕上げたいものです。
母子像で今の母娘像ならもう少し大きな絵もできます。それもやってみるかもしれません。こちらは8号でしっかり絵具も付け、その上、結構な挑戦になりそうですが…。2点構想はできています。
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