必要な部分を描き直して県展に出品させていただくことになった絵は「アトリエの娘」50号です。
昨年の冬に始め春先まで描きました。
この絵を描いて一水会のグループ展に出品させていただいた時、同じ会の先輩に言われたことがずっと心に残っています。
「山本さんの絵は紗がかかったようなところが特徴でもあると思ってたけど、これはそれが取れた感じ、もっとはっきりしたね。」
そして、会の偉い先生には「このくらい描ければいいよ、大したもんだ。」
そんな風に言われていました。私の描き方には今、確かに2通りあって、霞がかかったようで現実から少し離れたようなぼんやりしたものを描くときと、安井曾太郎先生の方向をお手本に(と言うと大げさですが、方向としては似ています)この絵のように描く絵とあるように感じています。
どちらが描いてみたいかというと、今は明るく、白の多いぼんやりした絵です。ただ、時々確認するようにこういう絵が描いてみたくなる時があるのです。
後退しているようにも感じるし、これは必要な確認のような制作でもあるとも思います。
かと言って、この絵を描くときにただ確認するために絵を描いているかというと違い、このような絵を描くのにはやはり、このような色や形をしっかり描くことをする絵でないと表せないものがあるからです。その絵に合ったモチーフを描きたいときに描くのです。
こちらの方が難しいと思います。コントラストで描く絵の方が難しい。
県展の開会式にはいきません。初めてかもしれません。突然今日少し風邪ひきました。明日のうちに治します。
金曜日にミカンの会があるのでその時に会場を回ります。多分午前中。
今日はお昼にピーチャンとごろり。
久しぶりに私も昼寝をしました。そしてお手紙を1通。個展の御礼状も書かないと…。
娘も、主人も一気に今日から本業に戻りました。
一方私は主婦の仕事が一気に楽に…
これはありがたや。
それでちょっと気が抜けて風邪ひいたかな?
しかし風邪などひいていられないのです。一水会の絵が出ていって3日間100号が描けないくらい毎日雨降りで暗くて困りました。
明日は描けますように。
コメントをお書きください