帰ってくると母屋に入った後服も着替えず、トントントンとアトリエの階段を駆け上がってくるんです。必ず。
いつもなら制服ですが、今日から体育祭の練習だとかで体操服で帰ってきました。
しばらく夏休みの宿題に追われていたのでモデルをしてもらってなかった。
形がちょっと不安で立ってもらいました。服装は違うけれども中の形は一緒。
体育祭、娘は100mを走るそうで、夜になってスタートダッシュを練習するのに付き合いました。夏休み部活動をしているみんなには相当差を付けれらているはずなので少しはならしておかないと。
海沿いを走りました。海を見ると「ドッポーン!!パシャ!」イルカなのかと思うくらい大きな何かが動く(泳ぐ)音がしました。
それにまだ、海面が度々青白くポッと光ります。
ウミホタルです。
今年は余り見に出なかった。もういないだろうと思っていましたが、いました。そして結構たくさん。
人は思い込みの生き物です。絵もやはり見て描かないといけないです。
今日は瞬間に気が付いたことがありました。見て描いていないと知らず知らずのうちに正しくないといけないところが狂っています。
それが絵として正しいデフォルメならば正解、実際のモデルの方が魅力的に見えたら、狂っているだけなのです。
じーっと何十分もモデルをしてもらうことは娘であればそれも可能。それに今日のようにポーズしてもらって、すぐ「はい、いいよ!」とも言えます。お願いしたモデルさんには途中でもうしばらく結構というのは難しいな。
今は特に贅沢な絵描きをできているように思います。
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