6号に描いているのは牛窓の風景です。
「赤屋根」といえば故 佐竹徳先生のアトリエです。
まさにそのアトリエが見える春先の風景です。向うには瀬戸内海。
私はここを絵にしたいと思いました。
さて・・・今日はあまり頑張っていませんで…。
ところで、フェイスブックをときどき覗いたり、ブログに上げるのとダブって作品を投稿したりしています。
今日面白いのがありました。
Fさんの投稿でシェアされていたサイトに色覚テストというのがあってたくさんの同じ色の中から色の違うものを当てていく…というものですが、やってみました。どんどんその差がなくなっていくので難しくなるのですが…。
結果はなんと、完璧で私の眼は「ロボット」でした。1キロ先から蚊が見える眼・・・だそう。そんなばかな。ちょっと違う。1キロ先の色の差が見えるということです。たとえば雲の影がちゃんと見えたり、山が重なっているのを描き分けるような色の差がちゃんと見えていてちゃんと表現できるということだろうと思います。
教室でよくみなさんに言います。「絵を描いているとだんだん色の差が見えるようになります。きっと私も256倍くらい見えるようになりました。」
なんて、はったり半分で・・・。でも結構当たっているかもしれませんね。
絵描きだって本気でやっていればアスリートと似ています。見えるだけではいけません。少しの色の差が見え、そして、どこでどうそれを使えば一番自分の表現に役に立つかがわかって使わないといけません。背筋が強いだけでは水泳だって記録は出ません。似ている?多分。
すべては総合力だと思う。しなやかにその力を使えて初めてちゃんとした絵が描けます。私はまだまだです。
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iQ2959 (木曜日, 25 6月 2015 22:14)
こんばんわ
行ってみたくなる景色、私の憧れる風景画です。
素晴らしいです!! 羨ましいー、、
さて、昨日2時間×5回で50号が何とか完成しました。私が描きたい絵には仕上がってないけれど、教室に置きっぱなしで、持ち帰れなかったのが良かったかも知れません。いじり過ぎて失敗に終わることだけは、免れましたから。
山本佳子 (金曜日, 26 6月 2015 09:36)
iQ2959さま
いつもありがとうございます。
50号仕上がったのですね!!!
持ち帰れなかったのが良かった…私は気が付くのが遅くてそう、触って壊してしまうことが多かった…とある日気が付きました。
油彩には乾かす時間(気持ちも離れてみる時間)が必要です。せっかく感動を描こうとしていたのに画面の絵具や、できていないように見える塗り残しなどに気を取られ、感動と入れ替わってしまいます。
そうすると油彩画は必要以上に湿気てくるというか…。
良かったですね。どうぞ、自宅で描かれるときもこの度の経験をぜひ生かしてください。
IQ2959 (金曜日, 26 6月 2015 19:10)
そうではないのです。いじり過ぎた後、質問したかったのですが、私のメール力が無いばかりに、質問する元気がなくなって、、、絵を潰してしまいました。暫く描く気力を失っていましたが、ショック療法?に期待して大作教室に入りrecover出来ました。メールで伝えるって本当に難しいです。私は、メールで友人を3人失いました。誤解も受け易いのでしょう。絵から離れてみる➖教訓になりました。ありがとうございます。
絵から離れてみる時間って大事なんですね。勉強になりました。
ありがとうございます。
山本佳子 (金曜日, 26 6月 2015 21:36)
言われていましたね。ショック療法。50号、成功されてよかった。
私の場合、いじりすぎた後、どうにもならなくなることがとても多いです。その時は感動して描いているのでとても残念。昨日もアトリエの中に10枚くらい塩漬けになった絵を処分する覚悟をしました。
失敗して上からつぶす覚悟はいくらでもありますが、ダメだとあきらめてしまう踏ん切りがつきません。(泣)
最近成功したことがありました。いじってダメになりそうになったら、感動があるうちにキャンバスをかえて、新たに描くと上手くいく場合が・・・。これは目からうろこでした。
メールはやはり、誤解がありますね。
私だって、きっとたくさん誤解されていると思います…とほほ。
失礼がありましたら、どうぞお許しください。
IQ2959 (日曜日, 28 6月 2015 14:08)
ボツにする前に新たに描き始める。確と心に留めます。
キャンバス張る道具も買いました。
自分はどんな絵が描きたいか? それは、山本先生の絵に憧れていますから。
でも描きたい絵と、向いている絵は、違うかもしれません。
先日、サムホール公募展に試し描いた抽象画に、奨励賞を頂きました。
3人から抽象画向いてるんじゃない?と言われて複雑な気持ちです。
私抽象画は、好きではないのです。
ではなぜ描いたのか?それには、とても馬鹿げた理由があります。
渋谷の先生の個展でお会い出来た時にお話出来たらと思います。