Gallery Yoshiko Yamamoto
―絵描きの日常―
今日は午前中の家事を最小限にして、アトリエに篭りました。
といっても3時間と少しぐらいですが…。
昨日、娘が帰る自転車の音を聞いて着替える前につかまえました。
描きはじめた一枚です。
6号の油彩。
コントラストを弱くして、色相の幅も近くしています。
そういうのもありかと思って…
こちらは少しコントラスト強めです。構図で面白くしたいと思います。
逆光で朝、登校前にピーチャンと喋っていきます。毎日の光景。
3号の油彩です。
30分かそこらで1点を切り上げ、次に行くのがいつもの仕事の進め方です。今日もそうでした。
大作は2時間くらい触ることもありますが…。
これは少し前の娘ですが、サムホールに描いてみました。
描きはじめた。どうなるかな？
とても小さい画面に描くとか、逆に大きな画面に描くとか、ちょっと面白さを感じます。
等身大に近いものを描く場合と違う意味が出てくるような気がします。
最後に描いたのは少し前の絵の続き。ざっくりとしか描いていなかったので荒いところが気になっていました。
少しずつ密度を上げていくことをしたいと思います。
この絵はＭさんからおほめのメールを頂きました。画像を載せて、その絵をほめられるととてもうれしいことです。
でも、ちょっとそこで安心して進まなくなってはいけません。
画像で見るとあまりわからないけど私の絵は粗い。
少しでもきめ細かな表現が、印象をつぶさないようにできたらいいなと思います。
今年も大作には色に強いものはいれません。
自分が本当に感動したものを穏やかな調子で描けたらと思います。
コメントをお書きください
Fujikawa (水曜日, 24 6月 2015 06:51)
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。
「着替える前につかまえて・・・」には思わずクスッと笑ってしまいました。描きたいと思う素敵な可愛いモデルさんが身近にいて本当にうらやましいです。私も人物を沢山描きたいのですが身近にいつもいるのは主人だけ 残念ながら主人では描く意欲は・・・（笑）
とてもすてきなブログに 励まされたり やる気にさせていただいたり
勉強させていただいたり、ありがとうございます。
山本さんの絵の大ファンです！
「描いてはいないのに 深さや繊細さを感じるような絵が描けるようになりたい」と大きな目標を持って毎日少しずつ１歩でも前に進めるようにと願って絵を勉強中です。
michi (水曜日, 24 6月 2015 06:59)
中学校の制服を着ている娘さん。中学生になりたての、初々しさというか、すがすがしさを感じるすてきな作品ですね。
制服姿は、休日の姿の絵とは、雰囲気がちがいますね。娘さんの雰囲気も違うだろうし、それを表現するのが、絵描きさんなんですね。
おしげもなく載せていただきありがとうございます。いつか、実物の絵が見たくなってきました。
そのチャンスが来る日を、楽しみにしてます。
山本佳子 (水曜日, 24 6月 2015 09:14)
Fujikawaさま
コメントありがとうございます。
思わず、クスッと笑ってくださったり、「むむ、こう出たか…」など絵を描く人が見てくださり、色々な感想を持っていただいていることこちらの方が励まされているような気がします。
絵描きの日常を日記のように記録しているのでたわいもないことがほとんどですが、続けていきたいと思っています。
ご主人、テレビを見ている時など動かれないのでは？結構絵になるかも…。
絵の目標が似ています。一緒に楽しんで絵を描きましょう！！
山本佳子 (水曜日, 24 6月 2015 09:45)
michiさま
いつもありがとうございます。
そうですね。小学生の時はほとんど私服で登校していたので制服にぱっと変わって親としても新鮮な感動がありました。
まだ板についていない制服姿は今しかないので描いてみたい気持ちです。そういえば制服の時と休日では娘の雰囲気も確かに違いますね。
それがらわれていたらうれしいです。
生活の中からの感動を絵にするのが私の立ち位置かと思っています。
ブログでは描画中や描きはじめの絵がほどんでです。個展や公募展で見ていただけるとまた違って見えるかもしれません。
機会があれば、ぜひ会場で見てやって下さい。よろしくお願いします。