日動さんと一枚の繪

昨日のブログで書かなかったところ・・・。

日動画廊の太陽展に8日の朝寄りました。

敷居はいつも高いし、入り口ではスーツ姿の男性が重いドアを開けてくださるしで毎回緊張します。それでも他の時には出ない勇気を出し開けてもらいます。入ってしまえばお客様には思ってもらえないので気が楽なのです。


時々、絵描きさんだろうと思って話をしてくださる方もいてその時はそれはそれで面白いです。

 

今回佐伯祐三の珍しい人物(売れてました)とか風景も面白かったです。

梅原龍三郎、中川一政のバラなどもあり、存在感のある巨匠の作品がたくさん展示されていました。

私の所属する一水会の吉崎道治先生の絵(確か8号)もありました。なんて気持ちの良い風景だろうと思いながら拝見しました。多分、先生は鼻歌を歌いながら制作されたに違いない…。

吉崎先生の絵は最初にどっかーんと強い印象を与えません。何度か見るうちフワフワとだんだん気持ちがよくなります。お部屋の空気が澄んでいきそうな作品です。


そんな今の美術会の重鎮の先生方の作品もたくさんありました。日洋会の歳嶋洋一朗先生の絵もありました。美しい風景。でも吉崎先生と歳嶋先生の白は違うなあ…。


…下の階には若い作家たちの絵がありました。岡山の吉中さんや関野さんの絵もありました。


「日動さんと一枚の繪」と描きました。


随分と二つの画廊は近くにあります。二つの画廊には同じ作家の絵がたくさんあります。画廊によって見え方が少し違います。

ギャラリー一枚の繪は凮月堂の3階にあってここも出品作家でなかったら(それでも緊張していますが)なかなか伺うに勇気がいります。


以前は一階にギャラリーがあって通り抜けができるようになっていたとか…。今より随分入りやすかっただろうと思います。


でも、絵が好きならギャラリーがどこにあってもどんどん遠慮しないで日動画廊でも一枚の繪でも入ってみてみるべきだと思いました。きっと若い人や少し遠慮がちな人にとってはどこの画廊も入りにくいんですから。。。