ちょっと粗い素描ですが載せてみます。
中学生になって初めてモデルをしたときの娘です…といってもついこの前の姿ですが。
逆光です。
さて、「世間は厳しい」と書きました。
少し前に見た夢で私、中学生くらいになってまして、今の社会の問題について話し合うような授業を受けておりました。とうとう自分の番が回ってきて何か言わないといけない。
で、ここは現実と混ざっているのですが私は小さいころから人前に出ることが苦手で赤面症で当てられでもしたら足し算もできなくなって、先生が困ってしまうというようなひどい上がり症でした。わかっている先生は私の順番を飛ばしてくれることもありました。
でも、夢の中では思っていることを言いたくてはっきりと喋れたんです。言ったことまで覚えています。
「今の日本、大きな企業、家庭でさえ成績が良ければいい、儲かればいい、そこが基準になり、第一の目標になるからいけないんです。
立派な人間、人に売って恥ずかしくないものを作る会社、他の国から尊敬される立派な国になることを最初から第1の目標にすれば、正しい道を選べるし、それには成績だって結果だって付いてくるんです。」
そんなことをこたえました。中学生にしては良く答えました。
なんでこんなことを書くのか…大きな組織の中ではいくら常識的に正しいことを言っても通らないことがあります。現在の日本では特に…。
そんなことがここ一週間ほどでたくさん感じられたので一寸不満がありました。
思ってみても仕方ないので、明日からそれは忘れてまた自分の絵を描きます。私が一番できそうなのはそれだけ。
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由三蔵 (水曜日, 29 4月 2015 02:00)
こんばんは~^^)
このようなブログの記事、好きです。
デッサンも素敵!
立派なとか、恥ずかしく無いものとか、尊敬されるような、とか具体性に欠けた偽善的な言葉を使う人はどうも苦手です。そればら、立派でもなく、ちょっと恥ずかしい、とても尊敬などされないが、どこか素直で愚っ直で、自分が真に正しいと信じたことは曲げない。とでも云える人の方が好いです。
世間は厳しい・・・・・ですね。
でも、逆光の中で存在が輝いているのは眼だということを画家は見抜いているようです。
山本佳子 (水曜日, 29 4月 2015 08:40)
由三蔵さま
おはようございます。
ブログに不満を描くことはあまりないのですが…人間ですから。
本当に平気でおかしな方向に流れてしまうっていうのは許せません。
それがさらっと通っちゃうんですね。
そして、こっちは茫然となるけど何にも修正ききません。
そんなことが人の世ではいくらでもある…そこを変えようとしても絵描きには無理なので黙って絵を描きます。
素描で描いた方が面白いと感じられる対象を見つけたら、時々描きたくなるんです。