お知らせです。
洋画の教室が山陽新聞カルチャープラザ天満屋教室にできることになりそうです。前々からこちらの教室で人物画の教室をと思っておりました。7月から新設ということになりそうです。今考えている内容をメモしてみます。
内容はまだ確定ではないのですが人物画を中心に洋画全般になろうかと思います。半年をセットとして、最後の1,2回はご自身の中で気になる作品(自宅で制作したものを含めつまづいてしまったり、苦労して進まない未完の作)を持ちより仕上げに向かうように一緒に考え、作る時間にしてみたいと思っています。何となく描きたい、デッサンだけしたいという方には向きません。積極的に自分の絵を探したい人向きです。
半年で10回という計画で以下のような感じを考えています。
1回目 クロッキー
2回目 5ポーズ 半身、または全身人物スケッチ(水彩、パステルなど)
3回目 同上
4回目 制作① 同ポーズ、同モデル(油彩、水彩での制作)
5回目 制作② 4回目の続き
6回目 クロッキー
7回目 制作Ⅱ-①ヌードモデルまたはコスチュームモデル
8回目 制作Ⅱ-②7回目の続き
9回目 制作
10回目 制作
ポーズの後は毎回少し時間がありますのでどうにもうまくいかないところを一緒に考える…構図、背景、色の調子、マチエール…
そして、目からうろこの瞬間があればと思います。
人物を学びたい方、油彩での大作を目指したい方、自分の絵をもう少し深く追求したい方・・・そう日頃思っている方と人物画を一緒に描きながら一歩前に進んでいきたい。
上のように考えてはいますが・・・私の教室では私が考えられる範囲でしかアドバイスできません。
今日もカルチャー教室で申しました。
「明るい花の近くの背景を明るくして柔らかな表現をしたい人もいれば、暗めに持って行って花の明るさを際立させる人もいます。どちらが好みかそれはご自身が決めること。」そして、わからなければわかるまで挑戦してみるしかありません。
たとえば花を描くとき縦に画用紙を使うか、横に使うかもそこにどのくらいの大きさでどう描くかによって、主役の占める面積も変わるし、背景の果たす役割も変わってきます。これもどんな絵が描きたいかで決まります。私の場合は、実際に見えているところからヒントを得て絵を作っていきます。
自分の目指す絵の心地よいところがどこなのかは自分しか見つけられません。私だって今でもちゃんわかりません。一緒に考えるための教室ができたらすてきだろうなと思います。何かアドバイスやちょっとしたきっかけで答えが見つかることが良くあります。
後は画材屋さんと協力して、絵を始める人が無駄のない画材選びのアドバイスなども機会を頂いてできたらなあ…と思います。
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