風景を描くこと

今日は、カルチャー教室。その後午後8時ごろまで地元の役員会があって出掛けておりました。

 

明日は東京というのにこんな日に限って、テレビを見たくなって遅くなってしまいました。

でも、どうせ明日は長い時間新幹線なんだから休めますが。

 

カルチャー教室では1か月前の教室で予告した通り、風景画の勉強をしました。

 

といっても、私の教室では不透明水彩なので不透明水彩の使い方を教えるだけなんです。

そもそも、私の絵に寄せてこう描きましょうとは教えたくないのです。

 

自分が気持ちが良い絵が描けるようになるのが目的であるとよいなあと思います。

そのために修正のきく不透明水彩を利用してほしいのです。

 

まず、構図がまずかったらそれを直せます。

色も嫌な色が付いたらそれを上から修正できます。

そして、透明な使い方もできます。あとから全体を直すことだってできるのです。

 

しゃべりすぎて疲れました。

私が、皆さんと一緒にちょっと描いたのはサムホールのスケッチブック。イタリアの路地です。

普通に描いていて、面白くなくなったので一番しっかり描いていた部分をばっと消してみました。それを見ていたお二人はご自分のやってみたことのない行程を見ていただけたと思います。

どうぞ、時々はそんな風にご自分の絵を壊したり、やり直したり、ご自由に試してみてください。教室ではうまく説明できませんでしたが、「壊す」というのは本当に壊すのではなく、ご自分の絵の中で気に入らないバランスを壊しているところを直すという意味です。

 

よい勉強をされたと思います。私も勉強になりました。講師なので自分が言ったことはやってみないといけませんものねえ。(本当はいつもビクビクなんですから)

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コメント: 2
  • #1

    ねこぱんち (水曜日, 04 3月 2015 12:04)

    先生、思いがけないコメントを頂き、
    ただひたすら 感激と恐縮でございます。
    ありがとうございました。
    うれしい!!
    いつもこちらに伺いながら そぉぉっと帰ってしまっております。ごめんなさい。
    この 風景の授業を 受けたかった!!
    一日教室でも 開かれれば 飛んでいきますのに・・・

    順序が逆で失礼ながら
    ご活躍をお喜び申し上げますと共に
    どうぞ
    お身体 ご自愛くださいませ
    ありがとうございました。
    なにかしら 頑張っていきます。

  • #2

    山本佳子 (水曜日, 04 3月 2015 12:20)

    あ!ねこぱんちさま

    こんにちは
    コメント、ありがとうございます。うれしい!その節は申し訳ありませんでした。
    風景でも、人物でも、静物でも不透明水彩絵具の長所、使い方は教えられますね。これは知ってた方が得ですね。

    こちらこそ順序が逆になりました。
    本当にこちらこそいつも感動して唸りながら楽しみに拝見しています。

    ご健筆をお祈り申し上げます。