高校生

今日は人物画研究会でした。


結構な人数が集まって、みんなで描きました。


モデルさんはメンバーのお友達のお孫さんで16歳くらいの少女から大人になる頃の女の子でした。


すらっとした体格。

素直な顔立ち。


今日集まった皆さんは一生懸命描かれ、それぞれその人らしい絵になっていました。

不透明水彩にチャレンジされた方もあって、特徴をちょっと説明したのですが、初めての人には難しかったかもしれません。


「不透明水彩は、下に描いた自分の絵を修正していくのに適していて、描いていくほど間違ったところが直ります。

下の間違ったところを描き直すつもりでやってみてください。」


でも、せっかく時間をかけて描いた自分の絵を消すなんて…。と思われたはずです。

自分の絵を消すのが1番勇気がいるし、できそうでできないことなんです。

そこをその方は頑張って、鉛筆の線をはみ出すくらい、きれいな色を自分で作っておかれていました。

良い傾向だと思いました。多分ピンと来る前にやってみられたと思います。

最初はそこから入るのも近道です。


どれだけ思いきれるか…


私の場合、始めたころも今もそれがポイントです。始めはやけっぱちでも思い切りに当たっているところが出てくるというか間違ったただの思いきりでなくなるというか…次第にそんなところが出てきます。

面白いかも…と思うのにそんなに時間はかからない。


迷っておられる方は今がチャンス。どんどん描いてみられたらいいなぁと思いました。自分の描いた、いうならば偶然でできた自分が好きな色や線(自分にとっての好ましい絵の方向)を発見するのです。


今日のお嬢さん、とても描きやすかったし、長い時間本気になってしまいました。帰宅して、デッサンが狂っていることに気が付いてまた、修正。

あ~FBに修正前ののせてしまったよ。また、今日もここではおしゃべり、絵描き恥かき。