比べてみること

今日は下塗りをしたり、水彩を描きかけたり、油彩を壊したりやってみたものの何となく自分の思い切った仕事ができなかったように思う。

 

そういうことはこれまで何回もあった。

それでもここ数年はあまりなかったのだけど。

その日の仕事を良いところで終わると気持ちがよいのでそうするように心がけていたのに…。

久しぶりに負の形で終わった。

あんばよう負けてしも~た。(=すっかり負けてしまった。)

 

なんでそんなにガクッときてしまったかというと、制作の50号を送り出してしまって気が付いたやっておけばよかったところを見つけてしまったことといろいろ図録を見てしまったことから…。以前から自分の絵につまずくとつい、いいなと思っている画集を開いたり、本を読んだりしてしまう。

自分の目指している方向まで変えてしまう暗い影響を受けることは少なくなったもののつまずいているときに大家の絵をたくさん見ることは迷いが出てよいことはない。

今描いている上手くいっていない絵と比べてしまって、ガ~ンと落ち込む。

 

ただ、昨日はプラス思考の部分もあって、これは自分の中に何とか、この図録になっている人たちと並んでみようとする気持ちがあるということになるのであって…。

 

比べないより比べるほうがいいと思う。

 

そうだそうだ、また明日から頑張って描こう。

 

といっても明日は小学校のお茶会に呼ばれている。娘から招待状をもらったので行くしかない。