今進めている3号は2月半ばに送る予定のある絵です。
娘がモデルですが、10歳を過ぎて小学校高学年にもなると対象は子供と大人の境目に当たり日によってその印象が異なって見えます。
見た時間、湿度やお天気によって相当左右される風景などにも共通しています。
ひとつ絵を描いていくうえで難しい要素が余計に加わったともいえる。
この絵で娘は日ごとに違った顔になり、モデルをする前に10歳であったり15,6の雰囲気だったりの娘を行き来します。
喜んでつけていたカチューシャの赤いのを昨日つぶしてしまい、白いえりの服にしてみました。背景はまた白に戻ってしまいました。
「絵は作るもの」
これよく聞いてきたことですが今実感しています。
その場で仕上げる類の絵も描きますし、それだって作って仕上げるわけです。
色を使って、絵をまとめていくのは面白い仕事です。ここのところ油彩にも技術的な幅が広がっているような気がします。楽しさも難しさもだんだん同じように増えてきます。この絵も上手くいくとよいのですが…。
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