50号は…

アトリエの風景です。


今年も片付かないで絵をかきっぱなしの状態で年越ししました。


50号の途中が見えています。

本当は発表までアップしないつもりだったけど今日は娘の新学期の準備にいろいろとお店を回ってかけなかったし、今の状態があんまり派手なのでちょっと記録にアップしてみました。


この絵は全体が冷たい色になるはずですがまだ下に置きたい色を置いてみたりしています。

いつも4つある大小のイーゼルにお飾りをつけます。ちょっと楽をして手前につけたら邪魔でした。

いつも通り後ろにつければよかったわ。


描画中、どの段階も仕上げる時以外は本人は楽しんで描いています。でもこれから、うまく面白くまとめて空間も出して、色もおさめて…なかなか成功しません。


うまくまとめようとするからいけないということにもう少し積極的にならないといけないと思っています。勇気のいることです。

上手に形を描いて上手に終わろうというのがいけない。



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コメント: 4
  • #1

    Tadachika (火曜日, 06 1月 2015 17:19)

    毎回、楽しみにして拝見しています。バルールが少し違っているとか・・黒の下に赤が見えるとか・・アマチュアには思いもよらぬ感覚が、プロの芸術家なんですね。
    今日の記事の結び・・、私も同じ事を感じているのですが、その次元も違うんですね。どうぞ、今年は健康で存分に活躍してください。楽しみにしています。

  • #2

    山本佳子 (火曜日, 06 1月 2015 23:31)

    Tadachikaさま
    いつもありがとうございます。
    多分、Tadachikaさまと同じであると思います。

    ついつい、上手に描くところに置き換わってしまうのですが本当の目的は絵の表すものであると思います。
    上手い、品が良い、というようなところではなく。それらは関係なくはないのですが先行してはそれらも離れてしまいます。

    私が目指す絵は弱くて強い絵です。
    それに絵具の使い方、絵肌などがばっちりあっている絵が描けたら・・・。
    それは別々の仕事なのでなかなか難しいです。

    画像の絵はまるで描きはじめなのでバルールなどはめちゃくちゃです。意識的に強い色を下にとりあえず置いてみました。

    今年一年、Tadachikaさまにとりましても素敵な年になりますようにお祈りいたします。

  • #3

    伊藤 雅行 (水曜日, 07 1月 2015 07:26)

    愉しい50号!何か、着飾る前の姿が見えて、嬉しい。芸術って、作家の「らしさ」は欲しいが、「らしさ」だけに縛られているのって詰まらない。挑戦、冒険の姿も魅力的だと思う。山本先生の描画中の作品と文章を読んで、何か新しい挑戦の一年にしたい!と、強く思いました。今年もよろしくお願い致します。

  • #4

    山本佳子 (水曜日, 07 1月 2015 10:00)

    伊藤さま

    うれしいコメントありがとうございます。
    挑戦、冒険…途中の姿は恥さらし、ネタばらし、それに失敗の姿になる可能性もあります。

    それでも挑戦、冒険が次々とあふれるくらいあれば面白い。さらけ出してどんどん今年も挑戦したいです。
    今年もよろしくお願いいたします。