寒くなると人恋しくなりますね。
子供の頃や若いころには毎年のようにめぐってくる季節でさえも新しいもののように感じられ、また、そんなに繰り返すということを意識して過ごしてはいません。
お正月も毎年新鮮だったし、お正月が終わって次の年のお正月も遠かった。
大人になって、少しずつ変わらないだろう1年のサイクルが決まった。秋が来て、空が高くなって、木々が秋の色になっていくこの季節…毎年やってくるのです。しかも早くやってくるようになった。(時間の長さは年齢分の1になるという。)
私の場合、一水会と日展が終わったら(日展を見に行ったら)その年のシーズンオフになる。
でも、ちょっと今年から違います。
数年前までは100号の大作が続き終わった時にぶりが付いていてこのままもう1枚100号描けたらもっと満足が行くものができるはずと思ったものです。昨年からそうだったけど意識しなかった。
今年からはシーズンオフがないという意識があります。
すぐに50号を描かなければいけません。小さい絵も常に描いていなければいけません。これはうれしいことです。
う~んと…最初の行に書いた人恋しく…というところも(絵を描く環境は整ってきても)片方では実は本当のところです。
まさかブログには書けませんが、色々と思うこともあり、ちょっとセンチメンタルな気分になるときもあるのです。できもしないのにいつも突っ張ってるので無理があるんですね。
今押されるとへなへなと倒れ、引っ張られるとふらりと寄りかかってしまうような…。
秋ですなぁ…。
さて…と、元気に秋色の絵を描きに参りましょ!!!
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文 (水曜日, 05 11月 2014 22:12)
今日、新宿小田急百貨店へ「じょしりょく絵画展」を観にいきました。
山本さんの作品には一水会以来の再会でした。斉藤さんも。田所さん、そして志村さんという方の絵を初めてお目にかかりました。
有難うございました。良い機会に恵まれたと喜んでいます。
山本佳子 (水曜日, 05 11月 2014 23:07)
文さま
一水会、そして、この度の小田急での絵画展にお運びくださいましてありがとうございました。
「女子力」という意味でしょうか…私も今回初めての参加させていただき、良い機会に恵まれました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Nobody (木曜日, 13 11月 2014 22:04)
先生もそのような気分になることがおありになるのですね(怒らないでくださいね、当然私もあります)。先生のそのセンチメンタルな気分を絵に込めたらどんな絵になるのでしょうか。
いつもあたたかい母の眼差しの絵を拝見していますので、違った意味で興味があります。是非いつかそんな絵も描いてくださいね(でも、考えただけでも難しそうですね)。
お風邪がはやく治りますように。
山本佳子 (金曜日, 14 11月 2014 20:16)
Nobodyさま
こんばんは
キャッチしてくださってありがとうございます。
風邪はほとんど治りました。
こうでなくてはいけないと思うところが強く…いや多分、絵にストップをかける気がして怖いのです。
でも、これまでもそうであったように無理をしないで流れていけばいいのですね。無理なく流れた方向に逆らわないで描く絵は難しくないと思います。
なんだか一つのヒントを頂いたようです。