第76回 一水会展の本展がこの18日(木)~10月3日(金)に東京都美術館(上野)で開催されます。
ご高覧いただけますと幸いです。
自分は一水会展には会員として初めて出品します。
皆さんの力作を拝見し、自分の作については固くなったかもしれないし、もうひと押しできなかっただろう自分の仕事の反省のため会場に参ります。
一水会の作品は真面目でよく描き込まれた秀作が多いと思っています。
20日と21日には一水会の運営委員の先生方によるギャラリートークが行われる予定です。両日とも午後1時~3時15分の予定です。
近年参加していますが一般の方からの質問に答えてくださったり、作家本人が先生方に指導を頂けたりとよい勉強になります。
希望される方にはお二人の入場が無料になる案内ハガキをお送りします。なくなり次第締め切ります。
ページ、一番上のメール、問い合わせのコーナーから、非公開のメールでお知らせください。(続きあり)
そして、10月20日(月)~11月1日(土)まではギャラリー一枚の繪(銀座)にて初個展。お声をかけていただいてまだ間がないのに大きな舞台を頂いています。
今日先程、DMが届きました。
とはいっても地元、岡山の皆さんには遠い。さて…。
こちらも一水会と同じでご希望の方にはご案内はがきを送らせていただきますので非公開のメールコーナーよりお知らせください。一水会のご案内状を送らせていただく方には一緒に同封させていただくことをご了承ください。
このページ下のコメント欄は公開になりますのでくれぐれもご住所など描き込まれませんようにお願いいたします。
今日の絵描きの日常は…たくさん筆を使った。
筆がたくさん汚れた日は多分良い仕事ができたとは言えないのですが…。でも白と溶き油を使い分けて数枚描いたから、そう思うことにします。
娘とセキセイインコはきっと同じ年頃と思います。
インコのピーチャンは最近「カワイコチャン!」「ダイスキダヨ!」などと言葉を覚えました。
ほのぼのとした娘との時間を描きたいと思います。描き込みすぎて壊さぬよう…。
描き込む際に注意することは小さくならないこと。
タッチもそう。筆の大きさもそう。
気持ちもそう。
小さい気持ちをだんだん大きくしていって、仕上げようという時にはとっても大きな心持で描いていくようにしたいと思っています。
だから、きっと描いているときの自分はいつもの自分じゃないのです。
花を描くのは好き。花のある人も好き。
かわいい人、子供、そして年齢とともに刻まれたしわのあるやさしいお顔も。
芽が出たところ、蕾の時、花咲く時、そして枯れていく時、すべて美しいですね。全部描きたい。
またキャンバスがなくなりました。昨日、3号の木枠を箱で注文しました。
少し楽になりますが、、、お財布は楽じゃない。
今日最初に触ったのは少し前にモデルを長い間お願いしていた方の絵。
かわいらしくて、やさしくて優秀な彼女はすっと優良企業の営業に就職を決め、それからそう何年もたたないうちにあっという間にお嫁さんです。
素敵なお嬢さんでしたがきっと、良い奥様になられることでしょう。
もう一人、美しい知人も結婚が決まりました。
うれしいこと。
うれしくなったのでついでに私も絵描き、張り切ります。
私の絵は、今と昔が違うだけで描き方の基本は師をたどっていくと(もちろん足元にも及ばないけど)やはり安井曾太郎先生になるのかな。。。そんな風に今日、ふと思いました。
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安井智子 (土曜日, 13 9月 2014)
いつも拝見しています。作品ももちろんですが、ブログも興味深く読ませていただいています。作品を完成させるまでの感情の持って行き方とか、取り組み方とか、とても参考になります。恐れ多いことですが・・・。特に娘さんをモデルにして作品を描いていらっしゃいますが、本当に素敵です。いつかはこんな作品を描きたい!と思わせるような、雰囲気のある作品だと思っています。また、ブログはもちろん、作品も楽しみにしています。
tomoko (土曜日, 13 9月 2014 22:38)
県展の作品も拝見しました。ブログを見ていたので、何か作品の見方も変わった気がします。これからの作品も期待しています。
山本佳子 (日曜日, 14 9月 2014 00:29)
安井智子さま
はじめまして。2つのコメントは同じ智子さんであっていますか?
いつも見ていただきありがとうございます。県展も…。
とてもうれしいです。
今はたくさんの人が絵を描かれていて、どなたでも色々と悩んだり足踏みしたりがあると思うし、うれしいことだってたくさんありますね。
共感してくださる方がいるととても励みになります。
長く見ていただけるように、毎日の絵描き、がんばります。
Nobody (日曜日, 05 10月 2014 22:30)
東京での個展開催おめでとうございます。一枚の絵での特集といい、飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことですね。
一ファンとしては、先生が有名になるのはうれしいはずなのに、なぜか独り占めにしたい狭量な自分がちょっと嫌です。
ところで、今広島県のふくやま美術館で安井曾太郎展が開かれていますよ。私は今日行ってきました。晩年の作品が少ないように思いましたが、初期からの描き方の変遷がよくわかってなかなか興味深かったです。11月始めまでのようですので、お時間がありましたらご覧になってくださいね。
山本佳子 (木曜日, 16 10月 2014 10:57)
Nobody様
とてもうれしいメッセージが届いた日、私は救急車で運ばれました。気が付いたのは今日。
やはり、飛ぶ鳥は落とせない私でした。
そんな弱いことではいけないと思いますが、これで一息ついて(息を吹き返した。)コツコツと体を大事にしながら長~~~~く絵を描いていきたいと思います。
安井曾太郎先生は私の師の師の師。つまり私は安井曾太郎の曾孫弟子。そんなことを言う年に叱られるかもしれませんが、そういうつもりで今後も真剣に絵を描くという仕事に向き合っていくつもりです。
ふくやま美術館にはぜひ行ってみたいと思います。
ありがとうございました。