画像は今日の教室の小学生の絵です。
何にも言わないのにこれをサッサと描いてしまいます。
小学生、子供とはいえ、侮れません。
わが娘の絵です。
先日のバレリーナを描く日には予想していなかった小学生の男の子が来てくれました。感動です。大人に交じって何とも素敵な絵を描かれていました。
若い人に絵を描く人が減っているように思っていましたが、お母さんも一緒に来られていて、今どき珍しい…立派と思います。私も微力ながらこうやって描く機会を持つきっかけの場を提供できたら…と思います。(続きあり)
画像は今制作中の一水会の100号の一部です。まだまだ30パーセント。
今年は遠慮なく描き込める気がしています。
木枠でなく、パネルに下処理を施してキャンバス張って描いています。
ですから重いのですがどんどん遠慮なく塑像のようにつけたり落としたり…。
私は女性ですので力仕事は最小限になりますが、色々と必要なことは取り入れて好みの表現を目指したいと思っています。
試験的ではありますが、不完全燃焼は嫌なので今年はできるところまでやってみるつもりです。
盛りだくさん。
昨日は気になっていた一水会の弓手さんの岡山での貴重な体験講座の日でした。
昼からお邪魔し、しばし見学させていただいて感激。
なんでしょうか・・・オーラを感じてしまいます。
参加された皆さんもとても生き生きとして楽しんでいらっしゃいました。
私にとってもすてきな経験でした。
昔から弓手さんの絵肌には関心があって、油彩ならではの許容範囲ぎりぎりのところまで妥協しないで必要な分、贅沢に絵具を使って表現されるその豊かさや武骨な素朴な感じというか、でも洗練されていて間違いなく今を生きている若い手で持って表現される作品に魅力を感じていましたので今回の岡山での講座も興味津々でありました。この人はまた、お話が素晴らしいので毎回惚れこんでしまいます。
ほんの少しの時間でしたが触れることができてよかったです。
また来ていただきたいものです。
午前中、教室・・・私はアレルギーで目が赤くなってうっとおしい1日でしたが頑張っていってきました。
皆さん、絵のために送ってもらったモチーフの桃、清水白桃の盛られたお皿や春の残りバラを描かれました。中々なものです。
やはり、今日も白の絵具の使い方、しっかり申しました。
後は、県展の作品を拝見。私はバランスを見て感じたことを申すだけです。私が触れることはもうありません。県展にもう何十年も出されていたり、結構ブランクがあったけれども今年はやってみようという人もいたりして楽しみ。
あとは力のある人たちなのでちゃんと評価されて展示されることを祈るばかり。
帰って娘とアトリエに…
彼女はチャボの絵を続けましたがチャボの絵はつぶれたらしく、窓際のインコを描きはじめました。
面白いです。
私も頑張って、桃、つぶしました。
面白くなるようにどんどん、どんどん。
そうすると今、こんな感じ。
そして、100号もうんと進めましたし、眺めました。
明日から当分100号をしっかりさせます。
気になることもありますが喜々として描きます。
コメントをお書きください
山口好三 (金曜日, 08 8月 2014 04:07)
この形の色がこの辺にあるとかけば、上手くかける。これは僕にはコロンブスの卵でした。なるほど納得。確かと色と形で絵は成り立っていますものね。現場の色から、スタートして、自分の色にできたらいいなと思いますがなかなかうまくいきません。しろやグレーなどの無彩色に寒色や暖色を少し入れていったら、山本さんのような上品な絵になりますね。桃の絵もいいですね。
山口好三 (金曜日, 08 8月 2014 04:09)
弓手先生の講評は、実に適格で、わかりやすいと大阪でも評判です。私も、そう思っています。
山本佳子 (金曜日, 08 8月 2014 08:10)
山口さま
よく見てくださり、うれしいやら恥ずかしいやらです。
ありがとうございます。
山口さんのようにもうベテランでずっと描かれている方にはお恥ずかしい…。
でも、教室の方に申したことは結構自分に言い聞かせている内容なのでここに記録するのもまた復習なのです。
桃の絵、安井曾太郎先生がよくお描きになっていましたが、まるで美しい宝石のようです。
よく見て、桃の美しい様を描けたらと思います。
弓手先生、そうですよね。私も彼に勇気づけられたことがあります。
最初にお会いした時に「何をやっても山本さんの絵ですから…」って言ってくださいました。
いつおしゃべりしても何か得るところがあります。
この人がいてくれる一水会に所属していると面白いなと思っています。