今日は地元の画材屋さんで体験教室の講師をしてまいりました。
不透明水彩教室です。
デモンストレーションを急きょ思いついて初めての経験をさせていただきました。
透明水彩は技術が最初から必要ですが不透明水彩は修正をすることが絵を描くことのような感じなので下描きもしないでいきなり10分くらい描きはじめを見ていただきました。
皆さんは楽しんでいただけたと思います。
遠いところは新幹線で朝一で出かけていただきしかもこの方々は2回も3回も続けていらしてくださっています。
力が入ります。
でも、絵を描くときは余分な力みはなし。そうできるのが不透明水彩であるからです。(続きあり)
そして後の5分かくらいでリンゴを描きはじめて、皆さんにバトンタッチ。
それぞれ素晴らしい絵を描かれました。
画材屋さんのスタッフの方々はいつも参加の皆さんの描く絵をよく観察していらっしゃって、ガラッと変わった方があった…とうかがいました。つまり、いつも描く絵と全く違う描き方をされた方があったということです。
それを聞いて、今回は成功であったと思いました。
上手い人ほど変わることは難しいのですが今回も本当にベテランの方が結構参加してくださっていました。でも、そんなうまい方々もなんだかもうすぐ変わる!?もうすぐ何か起こりそう…と今日の絵を拝見していてそう感じられたのはアドバイスする側にとっても本当に楽しみなわくわくするような1日だったと思います。
22名の絵を拝見でき私が刺激を頂いたくらいです。本当にありがとうございました。
あ~楽しかった。
今回参加の方には今度は8月、バレリーナを描く研究会にお誘いをいたします。今回の皆さんは本当にまじめに勉強される方ばかり…と思いお誘い申し上げました。問い合わせは今日の教室でのお誘いの通り。
そして10月にはなんと風景画を描きに戸外での教室を企画してくださっていますのでお楽しみに。また風景の教室は初めてのことですが私も参戦…いえ、一緒に描きたいなあと思っていますよ。
お疲れ様でした。素敵な時間でした。
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はる (木曜日, 19 6月 2014 09:10)
こんにちは、忙しそうですね。
綺麗なグレーですね。このところの水彩画はピアノの即興曲のようで好みです。ドスタールの晩年の絵のようです。
勝手な感想、すみません。ではまた。
山本佳子 (木曜日, 19 6月 2014 14:50)
はるさま
ありがとうございます。はるさまも個展が続いていらっしゃるようで忙しそうです。大阪も終えられて一息というところでしょうか。お疲れを出されませんよう。
ドスタールは大好きです。
即興曲のよう・・・本当にうれしいです。
実際はそんなものではないですが私のは描きはじめるときは本当に早いのは確かですね。
100号も一緒のように始めたら、筋肉痛になりますが・・・。
私はドスタールよりうんと長生きしてずっと長く絵を描きたいです。無茶をしないようにします。
ちょっぴり同じような感覚はあるのかもしれません。
ねこぱんち (木曜日, 19 6月 2014 15:24)
教室に参加させて頂きました、はしがみです。
ありがとうございました。
あんなに 一生懸命に 静物を描いたのは
久しぶりでした。
なにかを教えて頂くためには
眼を見開いて、聴く耳と
こころも開いておかねばならないと
思いました。
先生のこの絵は やはり柔軟な優しい絵です。
わたくしの絵は 頑なです。
やっぱり なんだか鼻につきます。
「よく見てね。 そこに在る色を、そこに在る所に置くんですよ。」
というのは
なんとシンプルで 難しいことでしょう!
とても、楽しく 面白い、沢山考えることが出来た お勉強でした。
山本佳子 (木曜日, 19 6月 2014 20:46)
橋上さま
まあ・・・そんなに言っていただいて本当に涙が出るほどです。
遠いところから来てくださり、実力は本当にある方なのに私のへたくそな教室など物足らないのではないかと心配しておりましたのにとてもうれしいです。
確かに…見えるようになってくると、見えてないところにも気が付くはずで私も「よく見て」といわれたらドキッとします。…言葉なんて一番簡単なわかりやすいものでもいいのかもしれません。
拙い内容でありましたが、橋上さんのご感想を頂いてまた頑張れそうな気がいたします。
画友の姉様がそこにいるように感じます。ありがとうございました。