霧ヶ峰で見た雲を描いてみた。(まだ描きます)
ちょうど水、雲、霧そんな水に関係する宿題をいただいていて気になっていたら思い出しました。
・・・気持ちよく描けるものがテーマでよかった。
スケッチはしていたのですが、ほとんど色がついていないところでほっといたものをこの度 仕上げます。
・・・この雲を見た時は感動しました。
でも、からかわれているようだった。
あっという間にどんどん形も位置も変わって最初の印象のこの雲の塊はばらけてしまってどこかに行ってしまった・・・。
雲の正体は水ですからね。もっと言えば空気みたいなものですね。
ま、人も同じです。ほとんど水。
でも人も、雲もどちらにもなんだかひきつけられる魅力的な「しぐさ」がありますね。ほどんぞ組成は一緒なのに何がどう違って私たちは人になったのでしょう?
感動したら、(あまり表情を変えないで)必ず目に焼き付けることにしています。
表情を変えない方がいいのは絵を描く者であるからです。
コメントをお書きください
由三蔵 (土曜日, 31 5月 2014 02:49)
またまた、一本!
こんばんは~。
いつも、いつも、ほめてばかりで何だか嘘臭いと思われるかもしれませんが、本当に好いですね~としか言いようがありません。
おそらく、日本人にしか描けないだろう風景の絵ではなかろうかと、そしてメルヘンに陥らないところが好きです。
感動するような空を描くのは、以外に簡単なのかもしれませんね、テクニックというやつです。
自分は、フェルメールのデルフトの風景画が世界一だと思っています。あの構図での空は、唯一無比の天上の絵描きだと、毎日見ています。
共感、感謝。ありがとうございます。
山本佳子 (土曜日, 31 5月 2014 10:11)
由三蔵さま
おはようございます。いつもありがとうございます。
私もフェルメールのあの風景を見たときはびっくり仰天しました。
私はもっとお膳立ての少ないこういう風景が好きなのですが、確かに描くのはテクニックといいましょうか、物の関係が描ければこの絵は時間もかからない絵ですよね。
以前同じ場所で描いたものと2点スケッチしていました。
構図の必要性から道の太さ、雲の位置すべて多少の変更をしています。道は多分中央線があったと思う…。
実際にはその通りに描いていないので「いいのかな?」と思うこともありますが・・・。
でも、絵は(絵描きの感性で)自然とそうなるというところとたくさん描くうちに自分の中でスタイルができて(たとえばマチスの顔の描き方が決まっていったように)故意に絵を作っていくというところになっていくように思います。
フェルメールは早くに亡くなりましたが長生きしていたらどんな絵を描かれたかなあ…と思ったりします。
kt (日曜日, 01 6月 2014 22:23)
今日は見学させていただき有難うございました。また、見学という立場にもかかわらず、1時間ほど描かせていただき本当に有難うございました。
転勤がないことを、または転勤があっても転居がないことを祈っております。
山本佳子 (日曜日, 01 6月 2014 23:10)
ktさま
貴重なお時間を割いて日曜にいらっしゃってくださりありがとうございます。
本当、転勤や転居のないことを祈ります。
とても熱心な方ですね。それに、ちゃんとデッサンができていらっしゃいます。楽しみなことです。
何も申しませんでしたが2ポーズでちゃんと水彩を1枚仕上げられましたね。すばらしいです。
さらっと描かれていてよかったと思いました。
今日お伝えした水彩紙や絵具については私の好みも入っていますので、おいおい考えられたら良いのではないかと思います。
他のをいくらかお持ちの様なら順番に少しずつお使いになってみても面白いかと思います。
定番になっている有名な水彩紙はそれなりによいところがあります。ご自身で使ってみた上でこれが一番というものが出てくるのが理想です。
お疲れ様でした。