昨日は地元でのグループ展を思った以上の感動をもって終わりました。
きっと出品者の皆さんも会場に展示されたご自身の作品を見て感慨深かったのではないでしょうか。
茶話会では地元だけではない有志17名の皆さんが集まってくださりにぎやかでした。これからの話もでき、個々の悩みや絵に対する取り組みなどもうかがえて有意義でした。話は尽きません。
夜は心地よい疲れでパタッと寝ました。今朝、疲れは残るものの今日は今日でやらなければいけないことに取り組みました。
まずは家事。控えめですが…。
それから岡山のテトラへドロンで開催中の行動美術で発表をされている谷本憲弘さんの個展に伺いました。
谷本さんは夜時間を決めて制作されています。会場に入ると夜の雰囲気になります。多分前の個展でも思いました。
「夜に絵を描かれる方の個展は夜に発表すべきだ。」
ジャズ流してお酒もちょっと入って夜のライトの会場で彼の絵を見れたなら素敵だろうな…。
夜に描かれた大作、夜のシーンとした時間に聴こえる自らの中の音。宝物のような絵が並んでいました。
夜にできてくるあの雰囲気を感じるにはこの昼の場が残念なような気がしました。
夜の会場がもしあったら・・・。
ちょっと思ったことでした。
さて、今日は1枚を額に入れていただきました。
描いて間もない水彩の小さい絵。深山公園のイギリス庭園で描いたスケッチです。
その額装を待つ間に谷本さんの個展を見てきたのですが、帰ってすぐに刺激を受けたまま今の10号を仕上げました。
最近、大学のう~んと年の離れた後輩さんがよく会いに来てくれます。うれしいこと。真剣に絵の勉強をしたいようで楽しみです。
かわいいのでモデルもしてもらいました。ちょうど10号を描いていたのでこれを仕上げることにして2,3度描きましたが、どんどん描いてくとつまらなくなって、今日はつい描きこんでしまった分を消して終わったのは幸いでした。あのまま出さなくてよかった。
勢いで夕方盛岡の美術館に送りました。きっと明日には遠い彼方に届いてしまうこの現代の信じられない物流の速さ。
一水会選抜展の巡回展が、この28日から深沢紅子野の花美術館で開催されます。
本人も行ったことがないところに作が行きます。
深沢紅子先生は尊敬する一水会の女性の大先生でした。作品を実際に拝見したこともほとんどないけれど好きな絵描き先輩です。
行ってみたいけど、今は個展の前。準備がまだまだ。
これからお知らせをさせていただく皆様へのあて名書きがあり、そのあと展示する作品をよく選んで準備します。
近年は春、桜を見るのはほぼ車窓となっています。それでも満足ですが、この時期が忙しいことは忘れていました。今年はもっと忙しくなりそう…。
今しかできないことは今やるしかありません。でもだんだん夜は気力が続かない。娘が寝ているとつられる。
朝方で頑張ります。
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タニモト (木曜日, 27 3月 2014 02:13)
いつもあたたかいエールをありがとうございます。そうですか。それほどまでに夜の気配ですか。確かに描くのは殆ど夜だし、夜の街角やお店の情景が好きです。でも山本さんのように、スカッと明るい絵も描きたいと思っているのです。夜の絵にしてしまうのは多分に精神的な要因によるものと思いますが、せめて部屋の灯りの数を増やして、明るい絵も描けるよう頑張りまーす。ほんとうにありがとうございました。
山本佳子 (木曜日, 27 3月 2014 09:43)
谷本さん!!
すみません。勝手に思ったことを呟いてしまいました。
私の目から見れば御作、「夜」です。確かに昼の風景もありましたが夜から明け方の感じがします。
もうすぐ朝になるのかもしれません。
昼間のお仕事がありますから当たり前です。
でも、谷本さんの夜の絵は明るい夜です。
明るい夜の絵はとても素敵です。