やっぱり赤にした

今描いているのは50号です。少し間をおいてモデルに座ってもらった娘がまた成長していて赤のセーターでないものを着て座ったのでそれに変えてみていましたがまた、元に戻して赤にしました。

今年3月の一水会精鋭展の制作です。この展覧会への出品は昨年に引き続き2回目。

 

制作は迷ったり、気が付いたりすることが多くて本当に勉強になります。小さい絵と違って、縦に仕事をする感じが自分にとっては良いことと感じています。(続きあり)

風景は下手。

でも左や下のような描き方ならぎりぎり楽しい。描くまでが重いのですが、こういう風に描きだすととっても自由だと感じます。

これならその場所よりも好きな感じです。実際の風景は電線もあるから…。そしてコントラストが強いことが多い。私は雨の日の遠景のぼんやりした風景のような感じが好き。晴れの日でもかすんだような日の方がいい。

 

この2枚は少しあとから線を引いています。必要を感じると線を引く、よろよろと細かったり、力入れたり神経のピーンと張った線。それが引けたらうれしいのだけど…。

今日の制作の合間に、画像で描いたもの。その画像は私が少なからず何か感じたところ。感じが出ているなら思い出しつつ描いてみることができます。2枚とも小さな水彩です。

 

これは我が家のある町内からの最初の交差点。

左のその島の手前は海。

昨日の写真から描くことにしました。雨の日でした。冬の雨の日はあたたかでしかもどの季節より木々や島、そして建物などの色がきれいで好きです。

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コメント: 2
  • #1

    F.Tokuda (土曜日, 01 2月 2014 17:09)

    先生の風景画は矢張りとても素敵ですね。
    抽象画家の単純化手法が昇華して少し具象画に回帰したような不思議な空気感を感じました。
    触発されて私も今日は風景スケッチ( 以前歩いた山道)の絵を2枚描きました。

  • #2

    山本佳子 (土曜日, 01 2月 2014 20:17)

    Tokudaさま

    ありがとうございます。そんな風におっしゃってくださる方があると風景も描いてみたい気になってきます。あれをもう一度それこそ印象で表して完成度を持った油彩にしてみたらどうかとも思っています。これは究極のとっておきの楽しみでもあります。

    画像はマシに見えますが実際の絵を見ていただかないように注意しないと…。
    それはさておき、私の絵が(ブログが)絵を描かれるうえで何かの刺激となりましたのならよかったです。
    また楽しみに拝見します。