大学は短大でいいと思っていた高校生の頃、それでも短大の面接試験の時、自分は絵を描くことが好きなので続けたいといったことを思い出します。
奇跡のように国立の大学に合格して学生時代に初めて描いた石膏像の油彩の習作が出てきました。確かこれは自主的に描いたもので何の課題でもなかったと思います。なので仕上がってはいませんが、結構頑張ってます。20号でした。
はじめて大きなキャンバスに描き、張り切って、見えるようになるまで見たように記憶しています。みようとすれば見えるようになるものだと思ったのもこのころです。
もう20年以上も前のこと。(以下続きます。)
今日は、100号が昨日描いたばかりで2枚とも乾燥中。
私が描いている間、近くで娘が昨年は読まなかった「モモ」という本を一気に読み終えて感動していました。感想文が描けるかどうかわかりませんが、見守ろう。
夕方は夏休みの宿題の助手をしてオレンジのゼリーを作りました。
一人で全部させてみたら、結構できましたね。いい子。
食後の健康的なデザートになりました。
今日は、久しぶりに画像を載せてみました。100号はできてからアップしますし、この時期画像が毎回「今日の絵描き画像」が記録できないのでうんと前のものを載せてみました。
秋のバラが少し先ですがしばらくすると咲きはじめます。
画像は秋のバラを描かせてもらった時に水彩で描いて、油彩にも描きかけているものです。今年の秋に仕上げます。途中やめになったら、もう焦らず次の同じ季節に…と思います。
何とも美しい秋のバラは香りも、色もたって、長く咲いてくれます。
さてと、これから久々に散歩でもしてきましょう。
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F.Tokuda (火曜日, 20 8月 2013 15:40)
足の裏の刺を抜く少年像、 学生時代の初めての習作とは信じられないほど素晴らしい作品だと感じいりました。 この頃から白色絵の具で透明な空気感を創造されていたのだと、興味深いです。
この像は、元老院へのメッセージを届けるため、足の裏の刺にもかかわらず歩き続け、責務を果たした後にようやく刺を抜いた少年の姿を現しているのだそうですね。 その気高さが漂ってくるようです。
8月のバウハウス教室のブランクはやはりちょっと寂しいですね。
山本佳子 (火曜日, 20 8月 2013 18:28)
F.Tokudaさま
コメントありがとうございます。
とげを抜く少年はそういう立派な少年だったのですね。
知らないことだらけです。もっと勉強しなくちゃです。
学生時代はとにかく好きなだけ描く時間がありました。毎日、油彩の筆洗いで左の手のひらの皮が薄くなってしまうほど描いていました。そのころのものです。
8月、暑い日が続いています。
15日はお盆で教室がお休み、9月の教室まで皆さんに会えないと何となく私も寂しいです。
くみ (火曜日, 20 8月 2013 18:46)
みようとすれば見えるようになるもの・・・
私は本当に久し振りにじっくり描いたら、今まで全く気にならなかったことがすごく気になってきた・という経験ができました。
まだその何百倍も何千倍も気付きもせずにいるところがあるのです、これからそれをひとつずつ見つけては、自分のものにしていけるといいなあと思いました。
山本先生の学生時代のお話と作品、とっても興味深いです。
また聞かせていただきたいです。
今出来ることはすべてしたのだから落ちても悔いなし、と言いつつ、あ~、落ち着きません・・・(もう今頃は結果は出ているのですよね・・・)
山本佳子 (火曜日, 20 8月 2013 21:27)
くみさま
コメントありがとうございます。
良い経験をされましたね。一生懸命描いた作品を見ていただけますように祈ります。
今日県立美術館を観に行って、あまりの駐車場の行列に並ぶのを諦めて、有料の駐車場に止めました。
で、トイレを借りに文化プラザ内を通っているとなんと第1展示場で審査の真っ最中でした。
展覧会、何をやっているかと思って覗いたのでびっくりしました。
私ももう二十数年県展には1度も欠かさず出してきました。今年も一生懸命描いて自分の描きたいものを表現しました。
正直、審査結果が気になる年もありました。最近は描いた後は気にしないことに決めています。
あとは、自分の力の外です。あとは神の味噌汁。審査の結果はやはり気持ちに影響を与えますが、今年描いた絵を必ず自分のためにプラスにして楽しく絵描きを続けて行こうと思うようにしています。
(でも、「もう結果は出ているんですよね…」そんなくみさんの言葉を聞いて…私も少々動揺しています。)
どうあれ楽しく描きましょう。