今日は娘が海事研修で渋川へ行っています。
午前中はのび放題の庭の植物を切ったり、草を抜いたりして随分蚊に刺されました。
疲れ切ってしまって、あまり描けなかった。
3号のバラを少し。東京に行ったとき、花屋さんで見つけてよろこんだ。ホテルの部屋で楽しんで描きかけた。岡山ではあんなにきれいな可憐なバラを売っているところ知らない。
夕方、天気が怪しくなってきたので15号のキャンバスを張りました。
100号も準備します。
そろそろ、今年の制作に取り掛かります。描けそうな気だけはしています。今年は集中して描きたい。
一方で風景も描きたいんです。気持ちの良い風景を描いてみたい。描きたい風景の中で草の上に座って、1時間でもそのままぼんやりできたらと思う。晴れた日の朝、行ってみよう。もう暑すぎて倒れそうな日向は無理な季節になってしまいました。
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teshi (火曜日, 28 5月 2013 10:14)
バラの絵。お気に入りのホワイトを使われたのでしょうか。画面全体の雰囲気がなんとも言えません。更に手を加えられるのでしょうか。このままでいい味があって好きです。
山本佳子 (火曜日, 28 5月 2013)
teshiさま
いつもありがとうございます。
ほぼ仕上げのつもりでお気に入りの白を使いました。
この白はジンクホワイトで油彩の場合、仕上げに適するとされています。色はとても好みなのです。常識とされている禁止事項や注意書きなどは気になりますが…。
カチッと計画的に仕上げが今日のこの段階であるとわかる絵描きさんならともかく、私は仕上げの段階が気分で動きます。
20年以上前の学生のころ禁止事項に当たる描き方をやむを得ずやってしまいましたが(つまり仕上げのつもりができなかったので)特に問題ないように見えます。今でも、仕上げがよりベストになるための加筆修正をよしとしています。もちろん予想の前段階で終わることも多々あります。
自分のやり方を正当化しないと制限ができて自由に制作できません
マリーローランサンも同じ白を好きで使っていたのでしょうけれど、私はそんなに傷んだ作品を知らない。
日本の湿気のほうがそもそも油彩画にはよくないのですから、気にしていたら大変。キャンバスからすべて変えないといけません。
天秤にかけてしまいますが、その時にベストに見える色を使いたいのです。日本にいるということを前提になるべく安全に配慮して、それでも表現のためならそちらを優先してやりたいようにやると思います。
画材についてはこだわりと妥協…ずっと悩みがあります。
気持ちの動くまま…。
バラはきっとこのあたりで打ち止め、しっかりとした額縁に入れると何となくいい具合です。
ありがとうございました。励みになります。