自分が歳をとったのかな？

昨日、最近のファッションや若い人たちの情報をちょっと知りたくてティーン世代のファッション誌を買いました。

もちろん、絵を描くための勉強ですよ。色合わせとかファッションの流行りも参考になるのかしらと思ったからです。

 

さて、初めてかな？

若者の雑誌を購入したのは自分は40代なので少なくても10代のころ以来になります。

 

パラパラとめくって、さて…？

 

時代なんでしょうね。または私の手に取った雑誌がそうだったのか、はたまた春先のこの季節だからなのか・・・。

 

見ていてだんだんど心配な感じがしてきました。

どうしてかいうと、確かにかわいらしいファッションなんですが、昔から言うと考えられないほど刺激的な、露出の多いものが多いのですね。

昔もミニスカートはあったし、オシャレな人の中にはそういう感じがするファッションもあったと思いますが。

ん～～～でも親世代としては心配になってしまいました。

スタイルを含めすべてがきれいにオシャレになっている今の日本で今まであった良い意味での女性の「隠す」とか「恥じらう」とか、「控える」といった奥ゆかしいものはどこで守られていくのでしょうか。「いさぎよさ」のようなものはどこまで進んでゆくのでしょうか…。ま、仕方ないか！とはとても言えないし、心配。

きれいなものや純粋な若さは今どうなっているのかな？と思って買い求めた雑誌に抱いた印象はそういうものでした。

 

自分が歳とったからなのかな？とも思いますが…。

流行を先導する、作る側がそういう方へと導いてしまっているんじゃないか、少女が考えたファッションではなく大人がきれいな少女にそういう衣装を着ることを求めているのではないか…、まるで正しいことのように作り上げられてしまうのではないでしょうか。そんなことも思って少々嫌な気分になってしまったのです。

本当はモデルの少女にもっと控えめなかわいい服を着てもらったらそれも素直にかわいいと思って着るのが本当の10代の女の子の姿ではないか…、きっとそう思う人は私だけではなく多いはずだと思っています。

 

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さて、ココからはいつもの絵のこと。

昨日はカルチャー教室でした。

2月の画材屋さんでの1日体験のお陰さまもあり、その時のメンバー3名を含む方たちが入会され仲間が一気に増え、教室らしくなってきました。

 

大変だけど、貴重な時間を割いて絵を描きに集まる皆さんのため気分よく筆を持ってもらえる時間になるようこれは「モチーフ係」も頑張らなくては！と思いました。

急に大勢のクラスになっておおにぎわいのちょっとびっくりの1日でした。

 

今の時代を生き、先ほどつぶやいたような現代の変化に何となく不安になるようなこと、そして一方で時代を経ても変わらなく美しいものやさしいもの、人の心配りや思いやり、そしてそれらを観て感じて考えて自然と出てくる自分の絵（色の調和や線の強弱、構図の取り方といった自分の絵の様式）を創造していけたらなあと思います。

 

きっと、現代に生きているんだから現代の制作はできますね。自分が関われる範囲が幸せでいられるように 正しいと思われる努力していきたいと思います。

 

以上、今の流行にショックを受けてしてしまった今日の山本でした。