今日、天満屋教室から帰って郵便物をとって、ふと上を見上げると不思議な雲が出てました。飛行機雲が透ける薄い雲でした。上手く写らなかったけれど、まるでつくるときの綿菓子のように見えました。
幼いころから空を見上げるのが好きです。
(ここからはひとりの女絵描きのつぶやきです。)
といって絵となると余りにも広大なものを目の当たりにすると到底描けない気がしてしまいます。恐れいって、身動きがとれなくなる。(大山や、信州の山を目の前にしたときにそうなってしまいます。うっとなってしまうのです。冷静になると面白くない…けれど冷静にならないと描けないこの矛盾のためにきっとあまり描きたくないのです。)
…女という生き物はきっと、大きなもの遠いものをよく見えていないのです。私だけかもしれませんが。遠近感や大きさもチグハグになってしまいますもの。
でも、これは生物の雄雌の役割からいうと道理が通っていることのようにも思えてきます。
よく見えていないというのは、他に見なくてはいけないものあった。
メスは大きなことが見えない代わりに近くのものは判別がつくようにできてます。子の姿も臭いも、餌の味や臭いも。きれいな物や好みの色も感触も鋭いと思います。
オスにとっては大きなもの、広大なものはきっとよく見えるし、現実であるでしょう。生きている世界そのものかも。
女の私にとっては、遥かな世界。それが見えている人の描く絵は憧れでもあります。
今日の雲も綿菓子のようでもあり、夢のようなものでした。感動ではあってもそうとしか見えないことは辛く悲しいことではありません。
長く変わらない物の道理の上で、いち生物のような感覚で絵を描いて行けたらなあ…。(ここまで長~~くつぶやきました。)
さて、今日の午後の教室は10名でした。皆さん喜々としてと描かれていました。絵は今日春のようにほぐれていたように感じました。
私が、皆さんの個々に感ずる微妙に、それでも大きく違う方向はきっと皆さんが感じていると思います。できつつある、持ちつつあるその感じで思い切って、この教室では思うままに描いてほしいと思います。
唸ることは教室ではなかなかできないのですが素晴らしい作品が10点と少し(今日から2枚描いている人もいますから…)できました。
皆さん絵描きさんです。
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幸 (金曜日, 15 2月 2013 17:16)
佳子先生様 綿菓子に観えます オナカガGUU・・・
信州の山とは白馬山脈とおもいます ちひろ美術館 も寄りました いつ行ってもいいです
家の梅が明日咲きそうです グビが小豆くらいになり
キンカンがいい色 ビワの花にメジロがきています
ナシ りんご さくら ブルーベリーなどは花咲く
気配なしです
お多福豆と えんどう豆が20~30cm
たまねぎは ちいさい
そろそろ 春野菜 夏野菜 馬鈴薯を植える準備
今年も 家内安全健康繁栄 と先生のことも
よくよく祈願しています
爪の周り(指先)をよくモムと 血の循環がよくなり
体調にいいそうです しろうとモミ屋さんより
山本佳子 (土曜日, 16 2月 2013 09:29)
幸さま
我が家の紅梅も今朝、数輪のかわいい花を咲かせました。
いつもなら1ヶ月早くとっくに満開のはずですが今年はスイセンもまだ…。
寒かったですね。
野菜を植えられているのですね。家でできたものは格別ですね。
私も、母の作る水菜や白菜、大根に人参…それだけもらいに1時間かけて行きます。安心して美味しくいただけます。
つめもみ・・・やってみようと思います。
いつもありがとうございます。