昨日、車でフェルメールの有名な絵を観に神戸に行ってきました。
お正月だから少ないかと思いましたがすごい人で神戸市立博物館の外にまで列が伸びて入り口でも相当待ちました。
「ミルクを注ぐ女」を数年前に見たことがありましたがその時はそう何も感じませんでしたがこの「真珠の耳飾りの少女」は描いた時のフェルメールの思いが伝わってくるような強さを感じました。
技術も必要ですが、それよりもこの絵のように何か訴えてくるというか強く見るものを引き付ける人物画を描きたいものです。
(続く)
さて、今日はそのトローニーのような絵を描いてみました。
「トローニー」とはオランダ語で「頭部の習作」を意味するもので誰とは特定されない人物の胸から 上を描いた作品です。トローニーは実在の人に似せることを目的としておらず、人物 におけるさまざまなタイプの表情や性格を描き分けるための習作のことだそうです。
2点描いていますが、今までの写実の絵描きとこれからの絵描きの間をさまよっている感じです。
結構楽しんでいます。こういうこともこれからの絵描きの方向を決めるものとなるでしょう。
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