安心のもと

近くも、遠くも昔の絵と人。これが、実は自分の安心のもと。

昨日も制作の後、ある先生からいただいた昔の画集を眺めていました。たくさんいただいていてその中には昔の分厚いハードカバーの日展画集(現在も製作されているのかな?)や、すでに故人の大先輩の画集などもあります。

昨日も日頃考えていることが偶然、一水会の小林哲夫さんと一緒であってびっくり。

昔の絵描きさんと同じようなことを自分も思っているなあ…と安心のもとになりました。

 

古典以前の彫刻や絵画も最近は興味ありますが自分で勉強していくのも結構遠回りなのでそこは適当。

なにより今影響を受けている近くの、また遠くの絵描きさんの存在はとっておきなのです。画集も書きものもなくても言葉も作品も今存在しています。尊敬できる存在の絵描きさんのちょっとした話にも絵にもドキリとするし興味津々なのです。

 

興味のあるところを辿れば自分のルーツみたいなものがあるのではないかとさえ思います。自分が考えてできるものではないようにも思うのですが何処かを引き継いで大きな流れの上に立って絵を描けていれば安心かも。水が流れるように逆らわないで進みたいです。