油彩の制作過程と画材について・・・。
これはほぼ毎年考えるのですが確たる結論が出る前に見切り発車になりがちなのです。(幸い!?、まだ絵が浮かんでいないので研究可能)
本に書かれているような手順と種類を試してみますが同じ名前の絵具でも同様の結果が出ませんし、実験される環境下と実際に絵描きが制作し展示に至るまでの環境は比較できないものがあります。
個人的にも問題があり、感覚が先行して毎回手順を追って型どおりに制作が進むことがなく、不安のあるものをひとつひとつ消去法でも使ってやってみようかなと思います。
学生のころから結構気にしているのに未だにちゃんとした結果が出せないのは情けないこと。例えばジンクホワイトは表面に金属石鹸をつくるため上に載せる絵具の固着を弱くします。ほとんどがそう書いてあります。
ところが実際の制作での仕上げは1日で済むわけもないのです。厳密にいえば仕上げようとしたジンクの描画の上に再び、三度、表現のために加筆するたびに気になっているわけで・・・。特に、夏の日に数日間描けなかった仕上げ段階の期間は100パーセントで描けない時さえあるのです。
その心配などはとりたいものです。
この点についてはまだ判りませんが少し光が見えてきました。
日々色々と絵具の研究を試していますが、自分のいくつかの制作パターン(ここがまだ決まらないからなあ…涙)に合うベストな心配のない画材を早く決めたいと思っています。
ただ、表現のためには一切妥協するのも折り合いをつけるのでさえも嫌なのでなかなか難しいことだと思っています。
足もとを固め、妥協せず自信を持って描けるように今年は新しい方法を試してみるつもりです。
きっと見つかると思います。
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よっしー (火曜日, 15 5月 2012 22:59)
自分もほぼ同じような感じで悩んでますね~。
この頃は描く時間が無くなってきて・・
でも仕事しながら絵のことが頭にはあるんです。
山本佳子 (火曜日, 15 5月 2012 23:49)
お仕事お疲れ様です。
自分も仕事をしていたときは時間がありませんでした。
今は、時間がありますが勉強をするための経済的な余裕はありません。
器用でない私は仕事を辞める選択肢があったので幸せと思います。
仕事をされながら絵を描く方は尊敬です。気持ちの切り替えも難しい中、休日や帰宅後に描かれるのですから情熱は我ら以上です。
それでもぜひ、続けてくださいね。