ピンとくるところ

風景なら木立か路地、自分がピンとくるところは、はっきりしています。

今日もピンとくる場所は何箇所かありました。

 

自分を信じて描けばよいのなら、きっと個々を描く、という場所が分かります。

今日選んだ場所はここ。

春の新芽を吹いたばかりの個性の強い木立が湖を背に並んでいます。

こういう風景が好き。

あとは少し前に旅したイタリアの路地は好き。

 

絵を描かれる方々が,よく描く信州のあの大きな山はどういうわけかあまり絵にしたいと思わない。きっと私には無理なんでしょう。

あまりに大きすぎるものは手に負えないのです。

 

でも信州の色は大好き。もっと手前にある風景で満腹です。生涯描かない人もあるくらい女性は風景を描く枚数が少ない。子供と女性の多くはあまり広大なものを捉えることができません。

悲観しているわけではなく、女性と男性は見える場所を違えてより多くの範囲に注意がいくようにできているのだと思います。生きていくうえでの役割分担ですね。

子供を見ていると(5,6歳)に奈良の大仏様とか大きなもの見てもあまり分からないんですよ。もっといえば風景全体が見えない。手元しか見えないと言ってもいい。きっと富士山もスカイツリーも男性のようには見えちゃいないんです。 ・・・私も子供に近し。

(続きあり)

 

 

今日はお花屋さんに行きました。

明日のモチーフを選ぶため…。それで庭にはまだ咲いていないものが花屋には出ていること、庭に咲いたころには花屋からは消えることを知って間もない今日、白い紫陽花と、花屋さんにしかない縮れた感じのトルコキキョウをセットしました。あとは季節を先取りしたシャクヤク。

 

立派なものです。

 

…けれど、季節のものがないなんて、現代(いま)風でもあり何か違っているような気もする…。そんなことを思いながら、今日はアジサイとトルコキキョウを30分くらいで油彩スケッチ。キャンソン紙に描いてみました。

 

水彩より勢いよく筆を走らせ、強い…らしくない(らしい?)スケッチになりました。時間を気にしすぎてはいないのですが母に戻る3時、タイムオーバー。お迎えの時間です。

 

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コメント: 2
  • #1

    前川雅幸 (木曜日, 19 4月 2012 01:19)

    いいですねえ。この絵、30分ですか?はやいですね。

  • #2

    山本佳子 (木曜日, 19 4月 2012 06:45)

    コメントありがとうございます。
    そう、早いのは慣れでしょうか。いつも描きたいものがあれもこれもあって、時間がなくて・・・。

    描いているところはとてもお見せできないと感じます。
    両手、両足使って…みたいなところがありますね。(笑)