戻れる場所

誰だったか、有名な画家が午前中は美術館で古典を学んでいるのが日課という話を読んだことがあります。

確かセザンヌ?ルノワール?あたりの印象派の画家だったような…。(あれ?マチスだったか?)

しかも、もう随分有名になって、高齢にもなっての話。 そんなに長く基礎をするの?と思いましたが…。自分も、常にデッサン、見方を勉強して「戻る場所」を確保しておきたいと思うようになりました。なかなか難しいですが。

 

昨日はバウハウス絵画教室でした。

熱心なメンバーより描き方を教えてほしいと言われ少し戸惑いました。

「描いて描いて!」と言われるので、結局、背景の明度合わせをざっくりとすることになりました。 全部はできませんでした。

教室では、明度や物の関係の対象と違っているところを指摘することくらいが仕事と思っています。教室ではそこを勉強して自分の色はある程度自由に考えられたら…とアドバイス。

その方は随分明度を変えて描かれていたので途中で難しくなってしまったのだと思いました。 

 

色はアレンジするのはまだまだ自分にも難しいけど、自由になる楽しいところでもあります。明度と物の関係の幅は変えても順番は変えないでいるつもり。

 

ちょっと忙しい1週間。今日は卒業式で参加できない3年生のちびすけが家にいて、今、家事を手伝ってくれています。