描く時間はなかった…

今日は参観日でした。

一日中。

 

10時から午後4時まで・・・。大事なことだとは思います。必要な時間だとも思います。夕方6時からピアノに連れて行き…。

 

今日はさすがに描く時間がなかった…。

 

私、絵を描く時間帯はほぼ100パーセント日中です。夜は描かない方が調子が良いように思います。夜に描くのも面白そうですが、昼の方があっている。

モデルさんは雇われてモデルに来てくれる場合より、それはモデルという職業をしている人も含めて、日常に魅力を感ずる人の日常を描きたい。

 

より日常、今現在に近い自然な物の魅力が描きたいのです。季節外れのお店の花より、野に咲く草の方が良いのです。

「ニュー・シネマパラダイス」という映画を見たことがあります。

その舞台になったところに数年前に行きました。実際には旅に出る前にそこに行くということでその映画を初めて観たのですが…。

 

なにがいいたいのか・・・「ニュー・シネマパラダイス」は時間の流れが巧みに取り入れられた映画ですが、映像の中で時間を表すために教会などに色々と細工をしているのです。

 

映画ができて相当の年月が流れました。そこへ訪ねていったけれども映画の中のように変わっていはいなかった。・・・そういうところへ行って「現代(今)」を感じながらクラシックな魅力を描くことができるところは好きだということを言いたかったのです。

 

日本のようにあるところを完全に国宝とかに指定して保護して残し、あとは適当に合理的に便利のいいように変えてしまうのではなく、あちらは自然に残っている感じがします。車を通りやすくするために家を壊して道路をつくるのが日本なら、細い小道があれば車も小さいものしか使わないで車がこすっても変えないのがイタリア。

描く場所はうんとたくさんあります。

 

来年はまたイタリアとかフランスに行こうかな…と思っています。

日本は特に東京などはビルがどんどん建っていてその様子を撮るだけでもきっと現代アートのようですが…。

 

随分違うものです。

どちらもありだと思います。東京も大好きです。