仕上げとは?

花束     10号 油彩
花束     10号 油彩

今日はミカンの会でした。昨日はバウハウスの絵画教室。

久しぶりに教室も、研究会も力が入りました。皆さんも頑張られていました。

私も含め当の本人はどのくらい上達したかなんてわかりません。

拝見している方は「なかなかやる…」とひそかに焦ってみたりしています。

 

さて昨日、少しだけ自分の制作をする時間があり、水を得た魚状態。

一気に途中の2枚を仕上げました。画像の娘の絵と肖像画。

肖像画は、一番に見ていただきたい人がいますから載せません。

 

肖像画はとことんですが、その他は仕上げ…どこでやめるか…もう少し踏ん張ることもできました。

今年は、それをあえて我慢してやめてみています。

何年もよいところを通り過ぎてよいところを消していたような気がして。

 

早く止めてみて、自分の良いところとそうでないところをしばらく確かめることにします。これは間違っているかもしれませんが、やってみないとわからないのでやってみます。

 

画像は玉野の文化祭に出す作品です。絵描きの日常にもアップしました。描いていないのがばれます…。

 

ピンクッションというらしい…
ピンクッションというらしい…

昨日と今日、泣きそうになりながら描かれた方もいらっしゃいました。ピンクッションという花。不思議な花です。

 

本当は薔薇を10本ほど買っていきたかったのですが、ピンクしかなくて…

なかなか楽しいモチーフと思いましたが、皆さん四苦八苦されたようです。

でも、これを細密描写するのではなく感じを描けば面白いと私は思います。

よく見て、感じたものを描くのは楽しいということを一生懸命お伝えしたいと頑張りました。

 

よく見ていないのが一番問題。よく見ていないで自分で絵をつくろうとすると急に難しくなります。

昨日、今日はそんな勉強でした。

 

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コメント: 2
  • #1

    teshi (土曜日, 22 10月 2011 08:26)

    初めてメールします。
    毎日、拝見するのが楽しみです。
    絵を続けていく上でのヒントが
    得られありがたいです。

    「よく見ていないのが一番問題。
     よく見ていないで自分で絵を
     つくろうとすると急に難しく
     なります。」

    よく見ることの大切さは分かっている
    つもりですが、実は見れていないことが
    よくあります。
    心して見るようにしていきます。

    ハンドルネームですがご容赦ください。

  • #2

    山本佳子 (土曜日, 22 10月 2011 08:53)

    teshiさま

    はじめまして。
    コメントいただきありがとうございます。

    ひとりの絵を描いている人間の考えを思いつくまま書いています。自分ができないことばかり、気になります。

    最近特に偶然に近い形でできたものの方に魅力を感じます。
    よく見て感じたものを描けるような訓練をたくさんしたいと思います。

    HP拝見。「簾ペン」いいですね。ベリーダンスって、あんな感じで踊るのですね。衣装つけてもらって座った姿しか描いたことないです。

    「葦」使ってみたいと思いました!