具象と抽象の間

気になる木のある風景 3号油彩
気になる木のある風景 3号油彩

今日は作品展のDMを郵便局に出しに行き、電気屋さんへメモリーカードを買い足しに行き、それからお昼も食べる時間を惜しんで制作、100号を描きました。

 

日常、描いているのは具象。今日はこの風景画にサインも入れました。

これもそうですが…よく具象を通り越してしまいたくなります。対象は抽象に見えるようになります。

何枚も同じところを描いてみたくなって、1枚目は実写、2枚目、3枚目はそれではすまなくなって・・・でもそれが面白く、いたって自然な成り行きなのです。

 

写実と言ったり具象と言ったりしますが、そこと抽象の間にある幅の中にピンとくる場所を見つけ絵を描いていくのは楽しいものです。

これも2枚目
これも2枚目

上の画像はよく通る道にある気になる風景です。

数年前から描きたかったところ・・・。

やっと行動に移せてこれは2枚目…3枚目はまだ途中。

でもこの木は去年枯れました。

淋しいけれど、間に合ったわけです。

 

それから右はイタリアの小道です。

本当は6号の横長の絵で描いていたのですが、0号の縦で2枚目を描いたものです。

 

「ココ」からまた進んでみたいという思いがあります。それに、もちろん写実の表現には魅力があり「ココ」も深く追求する必要があります。

 

専門に勉強しているのは人物画ですが、思い込みはやめて素直に表現したい方へ躊躇なく進みます。ありがたいことにポンと背中を押してくださる存在が私にはあるのです。

 

今日は100号でそれが少しできました。

今年の絵は自分としては今のところ、気持ちが良いと思います。偶然つくることなく、探すことなく偶然出会うモデルになってくださる方には恵まれています。

なんでかなあ~。

 

常に感謝して描きたい!