目のレンズと絵

昨日はなぜかインターネットがつながらず、今朝無線LANの電源を入れ直したらつながりました。完全なアナログ人間です。

 

昨日午前中に整体に行った時の先生との会話。

 

先生「白内障の人の絵はわかるもんですか?」

私「どんな絵です?」

 

先生の友人に絵を描く人がいて、その知り合いの絵描き先生の絵の色使いがどんどん変わったので白内障であると思ったらしいということ。

 

その絵描き先生は決してそういう色使いをしない人だった、わざとではないといわれたらしい。

 

実は少し前に白内障の手術をされた絵描き先生から伺いました。「やはり人工のレンズは絵描きを満足させない、私は手術前の感覚を思い出しながら絵を描いているんですよ。」と。それも大変…。

 

白内障の度合いにもよると思いますが、きっと絵描き同士がお互いの絵を見たときは素晴らしい絵に見えることがあるでしょうね。白内障でない人の絵の色バランスが狂って見えるということもあるのでしょうね。身体が元気で長生きできたらきっと経験すること・・・。

もしかしてモネの絵だって晩年の作品はそうかもしれない。でも秩序があって美しいと思う。若い時の目では描けない絵、変わらないより自分のよしと思う方へ目のレンズの状態、手の筋肉の状態で自然に変わるほうが面白い。

きっと私も年をとったら力の抜けた描くときに抵抗のないほど絵具の薄い絵を描くようになると思う。

 

 

 

今日は、木曜でも第5週なので久しぶりにオフ、朝からヨーグルトを作ったり、洗濯をしたり…。でもお昼、絵を見てほしいという絵描きさんに会います。

絵が止まってしまったらしいので一緒に考えます。私も勉強になる。

午後は画材屋さんに額を見に行きます。さて、準備しよう。