今日は、人物画の教室でした。皆さんとご一緒に30分ほどスケッチさせてもらいました。今日のモデルさんはもうお勤めの若いお嬢さん。(絵描きの日常コーナーにアップしました。)
知人のお孫さんです。とてもかわいい人で意外としっかりしているスキッとした女性…は私の印象。
この人は不透明水彩で描くより透明水彩…と思いガッシュを透明水彩風に使いました。
今日のカルチャー教室はどういうわけか女性がお休みでモデルさんと私以外は男性でした。日曜日のこの教室は、休日の貴重な時間を使っても人物画を描きたい人が結構いらっしゃいます。
素敵な薄手のワンピースになんとも合う色のブーツと控えめなアクセサリー。
今の若い女性は髪の色を自由にできます。昔の日本人の黒髪には合わないファッションも、今の人はすごく似合ってしまう。それでいて日本人のおとなしい顔つきは変わりません。
今の日本人の魅力をどんどん描くのです。
「衣装にまどわされました」と言われたK氏。
私にとっては衣装のドレープや模様は気になりません。小さな絵の場合、全体の中で気になりがちな衣装のしわや模様、あるいは口角の影などはそう必要でないものです。つい描いてしまったら消すことも大事。そんなことも話しながら進めました。
その人の感じを受け取って描くことを大切にしています。
絵はバランスだと思います。
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