仁井一郎先生の個展


大学の恩師、仁井一郎先生の個展が開催されています。

アートガーデンで(ギャラリー名でHP、検索できます。)21日まで。

 

岡山大学の名誉教授でいらっしゃる先生には本当に、美術科の教員になるまで、なってからも多くを教えていただきました。

また、大学で教鞭をとられながら洋画の制作もこれまでずっと続けてこられました。県展で拝見できることを毎年楽しみにされる方も多いことと思います。

 

昨日日曜日、娘と一緒に伺いました。会場風景はこんな感じです。

先生は几帳面で優しく、中学校美術の教科書作成にも携わられた、こちらがご専門の先生・・・そういう印象が強かったのですが・・・。

 

300号の大作をはじめとする会場の大きな作品を拝見し、絵を描くもうひとりの先生の存在感に改めて驚かされました。

 

DMにもなった絵は本当に絵の中に入ってしまうような感覚を受けました。

岡山のアートガーデンの美しい会場の雰囲気、なによりご本人と奥様の存在も作品とぴったりとしてとても素晴らしい会場でした。

 

先生は絵について来場者に丁寧に解説してくださり、私に「皆、とにかく続けてほしいんです。」といわれました。

自分ができることを一生懸命、続けていくことですね。

重々しい、時間と気のこもった作品を拝見できてよかったです。

また、今度はゆったりとした時間の中でできていくような御作品も拝見させていただきたいと思いました。

 

 

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コメント: 3
  • #1

    tom (水曜日, 16 3月 2011 07:58)

    仁井さんにはお目にかかったことが無いのですが、学生になった時仁井さんの作品が学生会館に飾ってあったので先輩諸氏から話は聞いています。教生に行ったときも三好先生が担当だったのでお目にかかることも無く今日まで来ています。重厚なしっかりした画面は変わっていませんね。
    忘れず是非行ってみたいです。白日展は被災の関係で最初の3日間は美術館の閉鎖ということで19日からの開催になりました。懇親会も取りやめられたということです。今年は色んな事情で上京できませんでしたので、落ち着いてから見に行けたらと思っています。どうしても行けなかったときは関西展で偉い人の作品を見ることにします。

  • #2

    山本佳子 (水曜日, 16 3月 2011 10:30)

    次から次へと大変なことが重なって、この時期に会期中の展覧会、個展の方々は気持ちが重いことと思います。
    絵描きは作品をつくったときと気持ちが違うときに発表するのはつらいことです。
    仁井先生も、「何とか気持ちを切り替えないと…」と言われていました。

  • #3

    maew と 明 (月曜日, 17 12月 2012 00:11)

    excellent and Poetry ! we miss sensei so much。please take care my handsome sensei!