ある人が教えてくれました。
「私くらいになると、先にある時間を考えるようになる。」
日ごろとてもアクティブな彼女の言葉です。
でもそれを考えることは自分にも必要な気がする。
いかに今を走ろうか・・・。
「ゆっくりのんびり」はなかなかできません。
私の好きな絵は絵描きさんの体力が落ちてからの絵や、精一杯が見えないです。
しかしそういう絵の描ける方は感覚の研ぎ澄まされる人生の限られた時期に力強いめいっぱいの仕事もしてきていると思います。それがあるから次の時期の力の入らない魅力のある作品ができるのでしょう。
今日はいつも絵についてよく教えてくださる先生のとてもパワーのある絵を拝見しました。
坂手先生の展覧会、岡山天満屋の特選画廊で14日までです。
美しい風景画に感動しました。
厳しい仕事を楽しんでされているのだろうと思いました。
とっても勉強になりました。
会場でお話を少し聞くだけで、難しいけれどもとても影響を受けてしまいます。
ヒントをいくつかいただいて帰りました。
そのひとつに、「音楽を感じるような絵を描いたらいい」…。
私は女で、戦いはできないと思いますが、優しく、おとなしくけれどもものいう絵を描けるようになりたいと思います。
さて、明日は佐藤さんと関野さんの個展を拝見する予定。風邪がまだよくありませんが、早く寝て治そう。
寝付きは子供のようによいのです。
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