県展について思うこと

岡山県美術展は毎年夏8月のお盆前に搬入。

私も出品は二十歳前からずっと毎年で、もうかれこれ20年以上になりますか…。

 

上位の賞を3ついただくと委嘱出品になります。

委嘱になると選外になりません。

すでに委嘱出品になりもう随分になります。

 

少しでも発表の場がほしい私は県展にも積極的に出品させていただいているのです…。

 

…しかしながらです。

 

描いている立場からの勝手なつぶやきですが、上が光らない壁面は2段がけになってもいいからもっと展示数が増えればいいのにと思います。

展示されて会場で自分の作品と向き合いはじめてわかることが多いからです。

県民のための年に1度の作品発表の場ですから・・・。 

 

今年も暑さ厳しい中、皆さん仕上げに向けて奮闘中であると思います。

がんばって最後まで描きましょう。

私もほとんど毎年、搬入直前まで困ってどろどろの状態です。

それでひとり切羽詰まって「こんなんじゃ出せない…。もうやめようか…。」などと思い、泣きたくなります。

 

でも振り返ってみると逆にあっさりと描けた気になった年は会場で恥ずかしい思いをするものです。

 

制作と楽しい日ごろの絵描きはこんなところが一味違います。