カルチャー教室

今日はカルチャー教室。

受講生3人のこじんまりとした教室です。

 

月2回の木曜日、この教室は不透明水彩で描いています。

2時間半で1枚仕上げるのが目標です。

そうしていくことで、絵をつくることが一通り練習でき、早く描けるようになっていきます。

不透明水彩は乾くのが遅い油彩や、工程そのものに順序があって難しいものより、毎回、絵を描いたという実感がわき、しかも油彩やほかの画材にも応用が利く都合のよい画材なのです。

モチーフの印象が強い間に描いてしまうことができるのも魅力です。

 

今日は早く咲いた紫陽花を庭から切って持って行きました。

描くのは難しい花だと思いますが、時間いっぱいかけてなかなか素敵な絵になっていました。

それぞれの作品は描いた人のような魅力がありました。

もう少し咲いたら、私も紫陽花、描きたいと思います。 

 

 

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コメント: 3
  • #1

    hagi haru (金曜日, 11 6月 2010 01:06)

    10日は孫のモリ、肩の治療、生命力回復に努めています
    毎日朝早くブログ改め日記を拝見しています。
    毎朝先生の早いのには意欲的で敬服しています。
    ところで不透明水彩は白を使うのでしょうか?サクラなど小学校で使ったのがそれにあたるのですか、よく解っていません。透明水彩とはなに・・・・こんなレベルです。
    お邪魔してすみません。

  • #2

    山本佳子 (金曜日, 11 6月 2010 08:18)

    hagi haruさん こんにちは
    肩の具合はいかがですか?

    ご質問の不透明水彩についてですが、透明水彩は白を極力使わないのに対し、不透明水彩は白をたくさん使います。

    わかりやすく言えば透明水彩が色セロファンを重ねるとすれば不透明水彩は、色紙を重ねるような感じです。
    誰でもマット水彩などを小学生で使います。
    しかし、残念なことにせっかくの不透明水彩を透明水彩風に使うだけで卒業してしまう人が多いのです。

    不透明水彩の最大の魅力は、修正がきくことです。
    もちろん透明な使い方だって出来ますが、不透明水彩は明るい色を後から付け加えられるので、画用紙の白を残していないところにも明るいところをつくることができます。
    背景の色や構図の大胆な修正もできてしまいます。
    絵をつくるのが楽しくなりますね。

    私の使っているのはガッシュという小学生が使う絵具よりちょっと色のきれいな不透明水彩絵の具です。
    サクラマットでも十分ですが、青だけでもガッシュのコバルトブルーに変えると違います。
    不透明水彩はお勧めなので、力が入ります。

  • #3

    hagi haru (金曜日, 11 6月 2010 15:30)

    有難う御座いました。早々に詳しいご教授恐れ入ります。
    絵の具箱を整理して、しっかりした力の入った水彩を描けるように努力してまいりす。